【感動】小三の春休み、近所に二つ年下の香子が引越して来た。ある日、道の傍らでしゃがみ込んで泣いている香子を見つけた俺は…→俺と彼女の物語は、ここから始まった…!→「俺と香子は、幸せな夫婦になります!」

感動, 物語学校, 泣ける話, 病院, 療養, 青春

「入院している佐々木さんに、これを…」

 

「あ、聞いてないの?佐々木さん、退院したわよ。」

 

俺は、手にしていた花を取り落とした。

 

56: 9k1Z+XoP0:2009/08/25(火) 18:16:02.29 ID:XzDvhOU0

 

既に退院している?

 

俺はわけのわからない心持ちで、病院を出ると、

 

まっすぐに香子の家に行く。

 

大体の場所は聞いていたし、家の住所も分かっていたから、

 

割りとすぐに香子の家は見つかった。

 

インターホンを鳴らす。香子は会ってくれるだろうか?

 

中から、香子のお母さんが出てきた。

 

66: 9k1Z+XoP0:2009/08/25(火) 18:21:42.18 ID:XzDvhOU0

 

「幸介くん…」

 

お母さんは、ちょっと申し訳なさそうな顔をした。

 

「どうぞ、上がって。」

 

「はい、お邪魔します」

 

俺はお母さんに促されるまま、居間に通された。

 

居間で待っていると、お母さんがパタパタとお茶を持ってきてくれた。

 

「あ、お構いなく。」

 

「ごめんね、バタバタしてて。私もさっき戻ってきたところだから。」

 

 

 

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