兵庫県尼崎市出身の松本は震災のニュースに沈痛な表情。女児が倒壊したブロック塀の下敷きになり死亡した事故について「乱暴な言い方をしたら、地震が来たら作動する罠仕掛けられているようなものですよね。でも、なぜブロック塀があるかというと、覗いたり勝手に入ってくる人がいるからでしょ。そいつらが生んだ二次的災害みたいなもの」と持論を語った。
続けて「言いたいのは被害に遭った子どもをいちいちフルネームで報道する意味があるのかな」と報道のあり方に言及。「告別式にカメラが入っていたり、周囲の人に話を聞いたり、そういうのはもうやめないか…と思うんです。不愉快なんですよね」とし、「報道でブロック塀が減るのはいいことだけど、告別式に行くのは意味が違うだろ。『こんな報道は見たくないぞ』ってどうして皆やらないのか」と納得がいかない様子だった。
元NHKでフリーの登坂淳一アナウンサー(46)は「被害に遭われた方が亡くなったときにお名前を伝えるようになっていますけど。確かに今の時代にそこまでする必要があるのか」とし、「震災が起きた時は、直接聞かないとどのような状況か伝えられない。いつもそのジレンマがあります」と報道する立場としての苦しみを語った。
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