【号泣】タクシー料金が半額に!! タクシー運転手の感動秘話。
タクシー運転手のお話
Twitterユーザーの流雲(@kimu_ryu0921)さんが仕事中に乗ったタクシーの運転手さんは、
お喋りなおじいちゃんでした。
話の流れで人生についての話題が出た時、流雲さんは思わず涙してしまったそうです。
運転手さんの話によるとある日いきなり奥さんが腰の痛みを訴え、
病院へ行くと膵臓がんという診断結果が下されたそうです。
前にたまたま乗ったタクシーのお爺ちゃんとの泣けた話
乗った瞬間よく喋るおじいちゃん。
めっちゃしゃべるやんこのおじいちゃん(笑)
だけど、ふいに人生の話になって
おじいちゃん
「私は昔、嫁さんがおっての、急に嫁が腰が痛い痛いって言って、病院に連れて行ったんよ。
そしたら膵臓がん?が発覚してなー。はは(笑)
とは言え、そんなにわしも深く考えてなくて、年相応じゃ、あと1年はなんとかなるじゃろ。
きっと治る、そう思ってたんじゃ。
そう思って1週間も持たずに嫁は逝ってしまった。
わしは何もする事なく、できる事もなく逝ってしまったんじゃ。
その時、何を思ったと思う?」
俺
「短い人生だったね。とかですか?}
奥さんとの思い出
短かったというのもあったけれど、
彼が1番に思ったのは走馬灯のように出会った日からの奥さんとの思い出が一気に蘇った事だそうです。
結婚当初のご飯は本当に酷くて何も考えずに残し、
奥さんが泣きながらそれをこっそり食べていた等の思い出が駆け巡ったとの事。
しかしそのご飯が恋しくて、今ならおかわりして泣きながら喜んで食べると彼は言います。
おじいちゃん
「はは(笑)
まぁ、短ったなーとは思ったの。
だけど、1番は嫁が死ぬ直前、走馬灯のように思い出が蘇ってきたんじゃ。
今まで忘れてたことも全て。
出会った頃から、結婚して、一緒に苦労してきて、死ぬ直前までの思い出が一気に駆け巡ってきたんじゃ。
結婚したての頃のご飯は本当に酷かった。(笑)
酷すぎて何も考えず残したりもした。
それを嫁は泣きながらひっそり食べてた。
けど、今はそのご飯がものすごく恋しくてなぁ。
今なら美味しい、おかわりあるか?
って涙流しながら喜んで食べる。
いってらっしゃい、って送り出してくれて、
おかえりなさい、って笑みで迎えてくれて、
選択やご飯の支度、掃除とか、
当たり前のことが当たり前じゃなくなった時、
わしはからっぽでな。
何も出来なくなってな(笑)
亡くなる直前、まだ逝くんじゃない。
って伝えたんじゃわ。」
毎日の当たり前が当たり前じゃなくなった時、彼は空っぽの状態になりました。
そして奥さんはこのように返しました。
「大丈夫ですから。先にあっちの家で家事を済ませておきますから。私からあなたへの仕事としてちゃんとやり残しがないようにして下さい。ちゃんと仕事をしてから帰ってきて下さいね。」
↓そして運転手さんとのお別れ=清算。次ページ↓