田舎道を車で走行中に車の上に白蛇が降ってきた!??それから人生が一変・・・
そこで初めて恐怖を覚え、血の気がサーっと引いていったんですが、妙に冷静な自分もいて、動かないならこのままでもいいや、と開き直ることにしました。
すると、ちょうど玄関のドアの上に何だかモヤモヤしたものが出てきたんです。
煙?いや、少し違う。これは・・・雲?モヤモヤは次第に濃くなり、ある一定の形で固まり、そして青かったんです。
怖いというか何というか、何か変なものを見ているなぁ、と不思議な気持ちになり、その雲をずっと眺めていました。
すると、父がいきなり起き上がり、自分の左手にある窓を思い切り、開けたんです。
すると青い雲はサーっと流れる様に外へ消えていき、無くなりました。
私は電気を付け、今見たもの、そして部屋で感じたことを素直に話したんです。
そこで初めて知りました、父が幼少期から不思議な力があることを。
きっかけは18歳、免許取り立てで、真夜中田舎の旧道を走っていると、いきなり車の上に何かが落ちてきたような衝撃を感じ、車を止めたんだそうです。
慌てて車を降りると車の上に白い蛇のような
でも角があり、牙もある、白い龍のようなものが乗っていたんだそうです。
目が合い、しばらく見つめていると、龍は何も言わず、空に昇って行ったそうです。
父も、何かの見間違いだと思っていたらしいのですが、その日から父は不思議なものが見えたり、感じたりするようになったんだそうです。
先程の青い雲、私には雲に見えたのですが、父曰く、若い男性の魂だと言い、私にこう言っていたんだそうです。
「ずっと、ここにいてもいい?」
それを聞き、父は慌てて、窓を開けたんだそうです。話し終えると、父は右側の窓も開け、今日はこれで寝ようというのです、通っている、と。
通っている、という言葉が気になりましたが、私もそのまま寝ることにしました。
しかし、そんな話を聞いた後にすぐに寝れるものではありません。私は耐えられず、目を開けました。
すると、通ったんです。
商店街を歩くように、自然に、白い服を着た女の人が。
私は怖くなり、布団を頭から被り、気付いたら寝ていました。
父のきっかけは龍、私は青い雲。
その日をきっかけに、私も父と同じような不思議な体験をすることになります。
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