【閲覧注意】14歳でタヒ刑判決となり電気椅子に座った少年の末路が悲惨すぎる!!!!!

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彼の名前はジョージ・スティニィ・ジュニア。今から70年前、サウカロライナ刑務所、少年は聖書を小脇にしっかりとはさんで、刑務官に付き添われ、電気椅子へと向いました。

しかし、子供が大人用の電気椅子に座ったので、何もかもがオーバーサイズでした。

あまりにも小柄であったため、あろうことか少年が大切に抱えてきた聖書が高さ調節に使われたといいます。

少年は聖書の上に座って処刑されたのです。

電気椅子の電極ベルトはぶかぶかで、少年の顔にはめられたマスクは処刑の最中にずれ落ち、見学していた大人達は、少年の目からとめどなく流れ出る涙と口からこぼれ出る唾液をみて、あまりの残酷な処刑風景に息をのんだと言います。

二人の少女の死

 

当時、街は鉄道の線路を境に黒人地区と白人地区に分けられていました。その日、8歳のメリーと11歳のベティは、花を摘みに自転車で線路沿いを走っていたといいます。

スティニィ家の敷地を通りかかった少女たちは、ジョージと、ジョージの妹キャサリンに、花が咲いている場所を知っているかと聞いた事がわかっています。

少女たちが数時間経っても帰宅しなかったことから、行方不明と断定されすぐに大がかりな捜索が開始されました。

しかし、捜索の甲斐なく、少女たちは翌朝遺体となって側溝の中で発見されました。犬釘で何度も頭を殴られており、頭蓋骨骨折に加え、年長の少女の遺体には暴行の跡も確認されました。

遺体発見の数時間後、少女を最後に目撃したという理由だけでジョージ・スティニィ少年が逮捕されました。

※犬釘: 鉄道のレールを枕木に固定する時に使われる

 

出典 http://www.featurepics.com

たった一人の孤独な取り調べ

 

少年が逮捕された時、両親は留守でした。そして、逮捕直後、父親は職を失い、家族は街を追われました。

14歳の少年は、両親も、弁護士さえもいないなかで、たった一人取り調べに臨むしかありませんでした。

そして、密室で幾人もの白人男性に囲まれ行われた取り調べにより、少年が『いたずら目的で少女たちを殺害した』という自白が取り付けられたのです。

彼が供述した(とされる)ところによれば、犯行のあらましは以下の通りだった。

「彼女たちは自転車を引きずりながら、僕の家の近くを歩いていました。

そして、僕に声をかけてきました。

『メイポップス(チャボトケイソウ)が咲いてる場所を知ってる?』。

僕は『知ってるよ。こっちだよ」と答えて、彼女たちを線路脇の小道に案内しました。
 やがて、僕はベティにちょっかいを出したくなりました(ここでは柔らかく書いたが、供述調書には『wanted have sex with』とある)。

そのためにはメアリーは邪魔です。

追い払わなければなりません。

僕は彼女を殺すことに決めました。

線路脇に落ちてた犬釘(枕木を固定する大型の釘)を拾い上げると、彼女の頭に後ろから殴り掛かりました。

すると、ベティも騒ぎ出しました。

僕は彼女も殺さなければならなくなりました。

そして、その死を確認すると、自転車と共に泥水の中に突き落としました」

 凶器の犬釘も泥水の中から発見された。

僅か10分で下った死刑判決

 

裁判は、物的証拠も証言者も、反対尋問も何もないままに進められました。凶器としてあがっていた犬釘でさえも、最初は鉄の棒だったものが、二転三転して、最終的に少年でも扱える犬釘にに決定したと言われています。

『少年の自白』だけを頼りに行われた裁判は二時間足らずで終了し、1500人を超える怒り狂った白人集団が裁判所を取り囲む中、12人の白人男性で構成された陪審員によって、10分間の話し合いが行われたあと、少年の死刑が決定しました。

少年の無実を確信していた家族でしたが、当時、貧しい黒人の彼らに出来る事は、ただ神に祈る以外、何一つとしてありませんでした。

そして、この二か月後、少年は電気椅子へと送られたのです。

 

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