中国で1,000体以上のロボットが一糸乱れぬダンスパフォーマンスを行ない、ギネス世界記録に認定された。
中国企業が開発した商業サービス用ロボット
そのロボットは、中国のWL Intelligent Technology社が開発した商業サービス用ロボット。身長44cmで、愛称は「Dobi」。人と会話したり、サッカーをプレイしたり、太極拳の動きを真似たりできる。
広東省広州市内の広場に1000体以上集められた「Doby」は、途中で数体が脱落(転倒)しながらも、最終的には1069体が一糸乱れぬダンスパフォーマンスを披露。ロボットによる集団ダンス記録はこれまで1007体が最高記録だったが、今回のパフォーマンスはそれを破ってギネス世界記録に認定された。
各ロボットは独立しており、ダンスの動きは個別にプログラミングされている。
ずらりと並んだロボットが一斉に動く様は壮観だ。
未来に不安を抱くコメントも
このビデオを見たネットユーザーたちは、さまざまなコメントをしている。「素晴らしい」「可愛い」「背中が痛くなるほど笑った」「私もひとつ欲しくなった」といったポジティブな意見もあれば、「これを見て可愛いと感じる私って異常?」「バカな事やってるよ」「魂の入ってないダンスだ」など、斜めに構えた意見もある。
また、一斉に動くロボットたちの迫力に圧倒されたのか、「最初はダンスだけど、そのうち人間に向かってくるぞ」「ロボットが世界を乗っ取ろうとしている」など、将来を危ぶむ声も上がっている。