【リアル恐怖】毎日おじさんから道を聞かれる、その事を友達に話したら恐怖に震えだした・・・
俺の顔はまだ腫れてて
それを見ると女性客は慰めてくれて
男性客は褒めてくれた
「あいつも吹っ切れたみたいでよかったなあ」
気になる会話をしていたのはテーブル席の三人客だった
「吹っ切れた、ですか?」
お姉さんに渡されたカクテルを置く
「だって君を選んだんだろ? あいつ」
選んだ?
「ん? 付き合っとんちゃん?」
お姉さんが俺と?
……男として見てくれてるかも怪しい。
「吹っ切れた、が気になるんですけど」
「ああ、それは……なんでもない」
お客様が視線を落としてはぐらかす。
肩を落として戻ろうとしたら、お姉さんが仁王立ちだった。
「余計なこといいなや」
とても怒っているようだった。
お姉さんは俺の頭にぽんと手を乗せて
「帰ったら話すわ」
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