【ヤベェ】指原、渾身の“さしこ100%”を生披露した結果・・wwww
……それが、途方もなく足を重くしていた。
「……ただいま……」
家に帰りついてしまったオラは、静かに呟く。
すると家の奥から、車椅子の音が聞こえてきた。
……そして、いつもと変わらない様子のひまわりが、玄関にやって来た。
「お兄ちゃん、おかえり」
「あ、ああ……ただいま……」
「今日ね、ご飯作ってみたんだ。車椅子で作るのって大変だったよ」
「そ、そうか……ごめん、先にお風呂入るから……」
「……?う、うん……」
不思議そうな顔をする彼女を尻目に、オラは風呂に入った。
お湯に浸かりながら、ぼんやりと風間くんの言葉を思い出す。
目の前に立ち込める湯気と同じだった。
浮かんでは消え、消えては浮かび……
壊れたレコードのように、ただ彼の言葉を繰り返していた。
268 :◆YAe/qNQv0cvW:2014/08/17(日)22:41:46
「……それでね、そのテレビがね……」
ひまわりは、いつもの通り明るくオラに話しかける。
でも、耳に声が届かない。聞きたいのに聞けない。
余裕がないのかもしれない。
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