高島彩の5連覇を阻止した加藤綾子

 そして12年には高島彩の5連覇を阻止する女子アナが現れる。前回25位から一気にトップに躍り出た加藤綾子だ。

加藤綾子 ©文藝春秋

 入社4年目の彼女は狭き門である女子アナ入社試験で、民放3社の内定をとったツワモノである。

「明るくて可愛くベテランタレントのあしらいが上手で観ていて安心できる」(女・57)

 この時、わずか12票差でV5を逃した高島(当時33)はフリーとなり、ゆずの北川悠仁と結婚。「女子アナ33歳定年説」を裏付けたのだった。

 NHKの有働由美子は前回14位から5位に大きく順位を上げた。

「今やNHKの顔。婚期を逃しつつ頑張っている姿は、頼もしくもあり可愛らしい」(男・68)

 あまり嬉しくない褒め方だが……。

ワースト1に田中みな実登場

 ワーストにも新旧交代が見られた。前回1位、中野美奈子の座を奪ったのは、TBSの田中みな実。前回圏外からのジャンプアップだ。

「同じ女としてキモい。主人は好きだと言っているが、この女を好きな女性は日本中捜してもいない。ぶりっこだしキモい」(女・49)

 日本中捜してもいないというほど嫌われるとは。

©共同通信社

 13年、ランキングは春と秋に2回行われたが、どちらもベスト3は変わらず。1位はテレ東の大江麻理子

「『モヤモヤさまぁ~ず2』で見せる笑顔は最高です。セクハラにも全く動じないプロ根性」(男・43)

 この年3月で担当番組をすべて降板し、ニューヨーク支局の特派員に。14年には総資産85億円というマネックス証券社長と結婚。人生も『ワールドビジネスサテライト』ってか?

 前回圏外から3位に大躍進したのはTBSの枡田絵理奈。将来の女子アナ界を背負って立つかと思いきや、14年に、6歳下のカープのイケメン選手・堂林翔太とあっさり入籍しちまった。