消えた2ちゃんねる用語、20年前の神「逝ってよし」「オマエモナー」覚えてる?

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若い世代には詳しく説明しないと、もはや意味が通じないものも多い。たとえば罵倒語でよく使われた「回線切って首吊って死ね」。もはやスマホがネット利用の主流となり、パソコンでも無線接続が当たり前となった今では、吊るのもなかなか難しい。夏休みになると流れ込んでくる低年齢ユーザーを指した「夏厨」も、中高生が日々ネットに触れている今では、その概念そのものが消滅してしまった。「テレホ」などは、当時のネット接続のシステムからまずは解説する必要がある。

一方で、現在も使われている言葉もちらほら見つかる。たとえば、最大級の賞賛の言葉として使われていた「神」は、「神対応」などの形で一般化した。編入や大学院などで上位の大学に進学することを(侮蔑的に)表現した「学歴ロンダリング」は、書籍やニュース記事のタイトルなどとしてもしばしば使われる。モヤモヤする、といったニュアンスの「もにょる」なども、今もツイッターなどでよく見かけるが、元々は「同人コミケ板」発祥の言葉だ。

「叩く」「煽る」のように、2ちゃんねる生まれではなくとも、その定着に一役買った言葉もある。

ネットと現実の言葉に差がなくなった

ITジャーナリストの井上トシユキさんは、

「『2典』が書籍化された2002年は、ブロードバンド接続の普及により、インターネットが一部のアーリーアダプターやオタクから、一般へと広がってきた時期です。当時は、新たにネットを始めた人に、ネット用語を教えないとコミュニケーションさえ取れなかった」

と、2典の存在意義を説明する。

しかし、ネットが当たり前となり、「デジタルネイティブ」という言葉さえ陳腐化した今では、そんな事情は大きく変わった。

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