【号泣必至※】ゲーセンで出会った女の子。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。

感動, 未分類, 物語, 話題, 驚きJC, JK, 女の子, 感動, 感動 物語, 長編, 長編 感動, 長編 物語

118: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:46:49.14 ID:WuLtuWlB0
何も分からなかった。 
俺は完全に彼女にすべてを持っていかれてしまった。 

しばらくメシもろくに食えなくなって、もらったマルチライナーで 
落書きとかしてた。 

寝ても覚めても完全に彼女のことしか思い浮かばなくなっていた。 
でも連絡先すら知らなかった。 

もはやゲーセンに行くということだけが、 
彼女と俺を繋ぎとめる唯一の方法だった。 

121: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:55:57.08 ID:WuLtuWlB0
俺は悶々としながらゲーセンに通い続けた。 
あの調子じゃ、次会っても何を話したらいいか分からない。 

俺がいつものように学校帰りにゲーセンに行くと、彼女はいた。 
LOVの筐体に座っている。 
肩を叩いて、会釈する。 
彼女「あ、きた~!ねえねえローカル対戦しよーよ!」 
彼女は会うなりゲームに誘ってきた。 

ゲーセンありがたい。ゲームを介せば彼女の機嫌も良いみたいだった。 

122: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:59:03.02 ID:WuLtuWlB0
ゲーセンというものが、俺らの仲をつなぎ止めてくれている。 
そんな風に感じた。 

ひと通りゲームをして、
喫煙所OR自販機に行って格ゲー談義して、楽しかった。 
楽しくて気が合うからこそ、俺は彼女のことを知りたかった。 

ゲーセンにいるうちなら、何か話してくれるかもしれない。 
俺はそう思っていた。 
初対面に会った時も、ゲーセンだからあれだけ意気投合できた。 

124: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:02:06.69 ID:WuLtuWlB0
ひととおりゲームをして、また自販前に来た。 
ゲームが心地よく鳴り響いている。 

俺「あの…吹石さんはどうして絵を描き始めたんですか?」 
彼女「わたし?んー…お兄の影響かなぁ」 
彼女はポロッとこぼした。 
ここで俺は初めて彼女にとってのお兄さんの存在を知った。 

125: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:03:29.98 ID:9rmCJsO90
ものっそい嫌な予感…! 

126: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:07:19.96 ID:WuLtuWlB0
ゲーセンという、お互いに好きな場所だから、
ついつい気を許して口をついて出たんだろう。 

彼女はハッとした顔だった。 
俺「お兄さん…ですか?」 
彼女はかぶっていたキャスケット帽を深々とかぶり直した。 

俺「なんですかソレ…」 
彼女は苦笑う。 

彼女「わたしには兄がいるんだよ…。小中学生の時はよく一緒にゲーセンに来たよ。」 
彼女「だからわたしはゲーセンが好きになったんだけどね。」 

俺「お兄さんもゲーセン好きだったんですね?」 
彼女「うんw好きなんてもんじゃなかったよ。」 

127: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:08:02.53 ID:vEZCC0gL0
淡いかんじですきだ 

132: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:13:59.38 ID:WuLtuWlB0
彼女「お兄は絵が大好きだったから、
  みんなにやってもらえるアーケードゲームを作りたいって、いつも言ってた。」 
俺「それはすごいですね…」 
彼女「でもね。」 
彼女「ウチは厳しいから…お兄は美大に行きたかったんだけど、親に 
   旧帝大以上の大学じゃないとダメだ、って言われて…」 
彼女「東大に行ったの」 
俺「え、すごいじゃないですか!」 

133: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:16:22.08 ID:RtZ4bQJy0
その子のスペックをもう少しでよいので希望です! 
身長とか、服装とか…スカート? 

 

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