【号泣必至※】ゲーセンで出会った女の子。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。

感動, 未分類, 物語, 話題, 驚きJC, JK, 女の子, 感動, 感動 物語, 長編, 長編 感動, 長編 物語

135: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:21:47.40 ID:WuLtuWlB0
>>133 
キャスケット帽被ってました。服装は…ちょっとタイトなジャケットに 
ホットパンツでタイツ…だったような…ちょっと変わった服装だったけど 
女の子らしかったと思います 

140: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:27:08.84 ID:Znema7ww0
>>135 
イイ! 

134: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:18:19.04 ID:WuLtuWlB0
彼女「お兄は長男だったから…父さんたちも必死だったんだろうな…」 
俺はなんだかこの話をこのまま聞いていていいのか、いたたまれなくなった。 

彼女「お兄は大学に行ったら好きなように創作活動できると思ってたんだろうね…」 
彼女「大学に入ったら、今度は親に官僚か弁護士に
   なるように勉強しろとこっぴどく言われて…」 

俺「弁護士…司法試験ですか…」奇しくも俺も法学部だったので反応した。 

141: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:28:28.06 ID:WuLtuWlB0
彼女「お兄ね…司法試験全然ダメだった。」 
彼女「時々、絵が描きたいって本音を漏らすこともあった。
   私だけが女で下の子だから、好きなように美大に行かせてもらえたんだよ。」 

俺は何も言えずにいた。
というか、普段まったく自分のことを話さない彼女が、 
こんなに話してくれているのに、半ば驚いた。 

彼女「司法試験に落ち続けるうちに…お兄はまいっちゃったんだよね。 
   心を病んじゃって、今入院してるんだ…もう絵を描くどころじゃない。」 

なんて言ったらいいか分からなかった。いや、なんて言えば良かったの?w 
彼女はそんな重大なことをあっさり笑って言うもんだから、俺は動揺した。 

142: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 16:29:43.70 ID:+t3I5efm0
これは何も言えないな 

152: 忍法帖【Lv=22,xxxPT】 :2012/01/15(日) 16:43:46.85 ID:nhA7ui6A0
いろいろ複雑だね 

153: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:44:34.59 ID:WuLtuWlB0
彼女「だから、わたしは…ゲーム会社に入ってゲームを作りたかったんだ。 
  私は好きなことをやって、自由にさせてもらった。だから絶対、夢を叶えようって… 
  でも、ダメだったよ。思い出にすがってるようじゃ、ダメなんだね。」 

俺「ダメだったんですか…」 
俺「でも、まだまだチャンスはありますよ…!」 

彼女は、そうだねとは言わなかった。 
だた、笑うだけだった。 
その笑いが、何を意味するのか、まだ俺には分からなかった。 

155: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 16:50:58.67 ID:WuLtuWlB0
その日、会うのは何回目か分からなかったけど、初めて連絡先を交換した。 

色々合点がいった。 
なんでゲーセンにいたかも。 
最初の印象より、ずっとしっかりした子だった。 
もちろん意味不明なところもたくさんあったけど、それが可愛かった。 

美大浪人したらしく、俺より2つ3つ上だったんだけど、背は小さかった。 
でもその背中がすごく大きく感じた。 

俺は嬉しくなった。彼女が話してくれた。 
これからはもっと彼女の力になれるかもしれない。 
彼女のために、なんでもするくらいの心持ちだった。 
彼女の抱えてたものは大きくてビックリしたけど、 
何より話してくれたことが嬉しかった。 

続きはコチラ↓↓