後輩『メシおごってください』俺「〇の調子悪いからまた…」後輩『○○の行きたい所でいいよ』→〇料理屋に行った結果…

感動感動 物語, 泣ける 物語

Bも、たまには先輩の行きたいとこ行きましょうよ、

などと調子を合わせます。

ひょっとすると、後日となったら

来月あたりまでおごりを飛ばされると

思ったのかも知れません。

本当に調子のいいヤツらなんです。

そこで私は、少し値は張りますが、

とても優しい味の和食を出す

小料理屋に連れて行きました。

その店は私も先輩から教えていただき、

たまのご褒美に焼き魚や煮物をアテに

酒を愉しむ小さいけれど居心地のいい店です。

ご夫婦で営まれており、

その頃、すでに五十代後半の旦那様がお料理を、

奥様が接客をされていました。

私はまだ腹の具合が落ち着かなかったので、

焼き魚定食のご飯小盛りを。

Bは刺身だったかな?

Aは鯖の味噌煮定食を頼みました。

そこの定食は、

メインのおかず以外にも煮物や小鉢が豊富で、

どれも出汁のきいた薄味です。