【衝撃】クズの俺に、女「授かった」俺『』→数年後、リリ~ン!「※ちゃんのお父さんですか?保育園です」→園に迎えにいくと、息子「ポカーン」俺『』→結果・・・・・・

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37: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:00:09.70 ID:VDHLhdgMO

「はー。だりーな」 
溜め息をつき、頭をボリボリかいた。 

俺「なーハル?帰るか?」 
ハルは何も言わなかった。 
いきなり知らない人が来たんだ。無理もない話。
何しろ半年ぶりの再会なんだからな。
分かるはずもない。 

俺はハルの手を引っ張り、嫁のアパートまで行った。 
久しぶりの帰宅。 
綺麗に片付いた部屋にはサリナ(嫁)の姿はなかった。

 

38: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:01:22.62 ID:VDHLhdgMO
帰るなりハルは冷蔵庫に一直線。 
冷蔵庫を開けて俺を見た。 
俺「何?」 
ハルは俺の元に戻って手を引っ張った。 
冷蔵庫まで連れてくると、
パックのジュースに俺の手を誘導する。 


「喉乾いた?」 
ハル
「ちめたいー。ちめたいーの」 
と言って俺の手を引っ張る。

 

40: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:02:19.68 ID:VDHLhdgMO
どうやら喉が乾いたようだ。 
俺はパックのジュースをコップに注いで、
ハルに渡した。 

ハルは一気にジュースを飲み干すと、
また俺の手を冷蔵庫の中に誘導した。 


「何?今ジュース飲んだろ?」 
ハル
「ビャアアアンー。うえーんっ」 
急に大声で泣き出す。

 

41: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:05:06.26 ID:VDHLhdgMO

「はあ?何だよ?いきなり泣くな。」 
泣き続けるハル。 
うるさいので抱きかかえてヨシヨシしてみる。 
とりあえず泣き止まさないと近所迷惑だ。 


「ほらほら。どうした?泣くなよー」 
ハル
「ウギャーー」 
いっそう声のボリュームが上がる。 
駄目だわこれわ。

 

44: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:07:39.28 ID:VDHLhdgMO
俺「うるせー。 
びーびー泣くな。」 
怒鳴る俺にビックリしたのか、急に泣き止んだ。 
少し震えている。 
なんだか悪い事した気分だ。

 

46: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:09:19.56 ID:VDHLhdgMO

「落ちつけ。何が言いたいんだよ。
泣いてもわかんねーだろ」 
ハル
「ヒクッ、、ヒクッ、、マンマー、、ヒクッ」 
どうやらお腹が減っているようだ。 

俺「落ちつけ。何が言いたいんだよ。泣いてもわかんねーだろ」 

少し震えながら、冷蔵庫を指差した。 
ハル「ヒクッ、、ヒクッ、、マンマー、、ヒクッ」 
どうやらお腹が減っているようだ。

 

49: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:15:24.47 ID:VDHLhdgMO
冷蔵庫の中を覗いたが、
すぐに食べれるような物はない。 
もちろん料理なんてしたことないし、
作れるはずもない。 

あれこれ荒らしまくって、
ようやく食器棚の中にカップラーメンを見つけた。 

カップラーメンに湯を注いでハルの前に出した。

 

50: クズ ◆ZST.gXlq96 2014/07/12(土) 23:18:06.29 ID:VDHLhdgMO
ハル「キャッ、キャッ」 
少しはしゃいで飛び跳ねるハル。
やっぱり腹が減ってたようだ。 
俺「さー食え。」 
そう言うとハルはまた俺の手を掴んで、
箸をを掴ませた。 
どうやら食わせろってことなんだろう。
 
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