【男のロマン】【最高すぎる】幼馴染「……童貞、なの?」 ⇒ 俺「…んンッ………グゥッっっ!!!」 結果:お察しの通りだww
通の赤の他人になっていた。
彼女はマエストロの「俺が作ったエロ小説、芥川賞とっちゃってさぁ」
という自慢話を「えー、そうなんですかー」と笑いながら聞いている。
仕方ないので茶髪の方に目を向けると、彼女はサラマンダーに肩をもま
せていた。
席の仕切りが邪魔になって肩を揉むのは困難なはずだが、サラマンダー
は簡単そうに彼女の指示に従っている。
最後に残った幼馴染と目が合う。すぐそらされた。なぜ?
彼女は悲しそうに目を伏せてから、俺にこう語った。
「私、身長、一七○センチ以下の人とはお付き合いできないんです」
俺の身長は一六七センチだ。
そうこうしているうちに、俺より遥かに身長の高い男が他の席から現れ
て彼女をさらう。
「ああ、待って!あと一年待って!」
悲壮な声で叫ぶが、届かない。気付けば他の二組も、どこかにいなくな
っていた。
132:名無しNIPPER:2011/07/26(火) 11:45:39.47 ID:uNKTsPqKo
薄暗い店内にひとり取り残された俺は、フライドポテトを齧りながら周
囲に目を向ける。使用済みの皿が山積みになった自分たちの席。
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