【男のロマン】【最高すぎる】幼馴染「……童貞、なの?」 ⇒ 俺「…んンッ………グゥッっっ!!!」 結果:お察しの通りだww
俺が口にしたのはフライドポテトだけだった。どことなく物悲しい気持
ちのままフライドポテトを食べ続ける。
いくら食べてもぜんぜん減らない。いやになって、そろそろ店を出よう
かと思ったとき、財布を忘れていたことに気付いた。
これじゃあ、いつまで経っても店を出ることができない。困った。俺は
ポテトを食べ続けるしかない。
ときどきサラマンダーが、炭酸系のジュースをことごとく混ぜ合わせた
ミックスジュースを俺に渡しに来た。
それがとんでもなくまずいのだが、なぜだか俺は飲み干さなければなら
なかった。
それ以外は、どこかで見たような顔が店内で馬鹿騒ぎしているだけで、
誰も俺には話しかけない。
またこれだ。
取り残されていく。
置いてけぼりの気持ち。
ふと気付くと、隣の席には部長が座っていた。
「どうしたんですか?」
そんなふうに、彼女は俺を見つめる。
席の脇の通路には、後輩が立っていた。
「デートっスか」
↓次ページへつづく↓