【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
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乙そしてwktk
いいなあ、これ
23: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 19:51:17.59 ID:i1nggAI80
『( ^ω^)と夏の日のようです』 第十二話
その日は特に何もなく、ただ時間が過ぎていくだけだった。
朝の散歩を終え、昼食を取り、しぃとモララーの宿題を見てあげる。
その後は一日中、くだらないテレビ番組を見て過ごした。
夕食は天麩羅だった。
さくさくの衣に包まれた海老のぷりっとした身が堪らない。
キスのほどけるような身と、イカの小気味よい歯応えも楽しめる。
揚げられた茄子は旨味が増し、独特の食感も相まって最高だった。
夕食を済ませた後は、お風呂に入り、縁側で涼む。
平凡で、だけど穏やかな日。
僕は、このまま今日という日が終わるものだと思っていた。
24: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/21(土) 19:53:17.78 ID:i1nggAI80
(´・ω・`)「ブーン君、ちょっと来てくれないか」
闇夜に鳴くみみずくの声に耳を傾けていると、背後から叔父さんの呼び声が
した。
僕は声に反応し、体ごと振り返った。
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