【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
(‘A`)「そのチャンスをよ、無駄にするんじゃねぇ」
(;^ω^)「ドクオさん……」
言われてから気が付いた。
僕は、ここに来てから何も変わっていなかった。
ここでの生活で気分が晴れたとしても、家に帰ればまたこれまでの生活に戻
るだけだ。
自分が変わらなければ、何も変わらない。
それに気が付けなかった。
両親は、きっとそれが本当の目的だっただろうに。
80: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 19:40:39.91 ID:/YDuLUAZ0
暗闇の中で、ぽつんと浮かんでいる月。
僕たちはそれをただ黙って眺めていた。
(‘A`)「さてと……ブーン。クーがうるさいだろうから、そろそろ俺は帰る
わ」
そう言うとドクオさんは立ち上がり、居間に戻ろうとした。
( ^ω^)「ドクオさん……今日は、ありがとうございましたお」
(‘A`)「ああ、気にするな。それより、偉そうに喋ってすまなかったな」
最後まで、僕と同じ目線で話してくれる。
川 ゚ -゚)「ドクオ、そろそろ帰るぞ」
玄関にはクーさんがいた。
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