【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
121: 名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/07/15(日) 00:46:4
1.70 ID:Z4S/vt8J0
現行の中でこれが一番好きです支援
122: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/15(日) 00:48:09.09 ID:isTVpX110
僕の持った花火は、まだ青々とした火を吹きあげている。
(;^ω^)「……だとしたら、わざわざすみませんお」
(´・ω・`)「謝る必要はないよ。これはね、僕のためでもあるんだ」
( ^ω^)「お?」
(´・ω・`)「確かに、これは君の思い出作りとしての意味もある」
(´・ω・`)「だけど君の思い出は、君と過ごした僕たちの思い出でもある
からね」
花火はそこで、燃え尽きるように消えた。
辺りを青く照らした火は、もう過去の記憶になってしまった。
124: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/15(日) 00:50:44.46 ID:isTVpX110
ξ゚⊿゚)ξ「やっぱり、締めは線香花火よねー♪」
( ^ω^)「おっおっおっ」
僕たちは最後に線香花火に火を点けた。
ぱちぱちと燃える火が、ぼんやりと深い闇を照らした。
(*゚ー゚)「ねぇ、誰が一番長く持てるか競争しようよ」
( ^ω^)「それは名案だお」
↓次ページへつづく↓