【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
142: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/15(日) 01:26:37.46 ID:isTVpX110
僕たちは山を下り、停留所でバスを待っていた。
ツンは真っ白な帽子とワンピースに身を包んでいる。
涼しげな白が空の青に映えて、僕は目を奪われた。
( ^ω^)「……遅いお」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、この辺りのバスなんて一時間に一本あるかどうかよ」
(;^ω^)「それは不便だお」
ξ゚⊿゚)ξ「そうね……こればっかりは仕方ないわね」
ツンは溜息をついた。
( ^ω^)「……でも、ツンと一緒なら嫌じゃないお」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ……あっ、な、何言ってんのよっ!」
(;^ω^)「いっ、いや、変な意味じゃないお」
ξ゚⊿゚)ξ「……ばか」
ツンの帽子が風でそよそよと揺れる。
夏の香りを乗せた風は、僕たちを包んで、どこかへ行ってしまった。
146: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/15(日) 01:29:08.68 ID:isTVpX110
数十分待って、ようやくバスが来た。
僕たちはバスに乗り込んで、後ろの方の席に座った。
ξ゚⊿゚)ξ「ふぅ、クーラーが効いてて涼しー♪」
( ^ω^)「あー、生き返るお……」
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