【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…

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僕たちを乗せたバスは、隣町を目指して進んでいく。

 

その速度はゆっくりで、だけど確実に目的地まで近づいていった。

 

( ^ω^)「おー、この道は僕が来た道だお」

 

今走っているのは、僕が駅から歩いてきた道だ。

 

来た時と少しも変わっていないのどかな風景。

 

きっとこの風景は、僕が子どもの頃初めて見た時から変わっていないんだろ

 

う。

 

そんなことを思いながら、バスの心地よい揺れに身を任せていた。

 

151: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/15(日) 01:31:32.91 ID:isTVpX110

 

くだらない話をしているうちに、バスは隣町の停留所に到着した。

 

開かれたドアが外の景色を直に伝えてくれている。

 

( ^ω^)「おっおっ、やっと着いたお」

 

ξ゚⊿゚)ξ「あー、お腹すいちゃった。早くお昼食べましょ」

 

(;^ω^)「それはまたいきなりだお……」

 

ξ゚⊿゚)ξ「いいじゃない。ほら、行くわよ」

 

ツンの希望通り、僕たちは最初に昼食をとることにした。

 

町と言っても、僕がいた街のような都会ではない。

 

店舗だって商店街まで行かないと見つからなかった。

 

セピア色に彩られた町を、二人並んで歩いていった。

 

155: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/15(日) 01:34:57.62 ID:isTVpX110

 

 

 

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