【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…

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39: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 18:37:39.56 ID:/YDuLUAZ0

 

二人並んでおにぎりを食べた。

 

具は梅干し、たらこ、昆布、ちりめん山椒。

 

どこか懐かしい味がした。

 

こうしてツンと並んでいることも、どこか懐かしかった。

 

( ^ω^)「ツン、今日はありがとうだお」

 

ξ゚⊿゚)ξ「あー、いいわよ。あんたが迷子になってのたれ死なれたら困る

 

からね」

 

(;^ω^)「ちょwwwwwwwwwww」

 

昼食後、しばらく二人で話をした。

 

楽しかった。こうして、ツンといることが。

 

僕らの喋り声以外の音は、かすかな蝉の声と、優しい川のせせらぎだけだっ

 

た。

 

40: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 18:40:14.03 ID:/YDuLUAZ0

 

ξ゚⊿゚)ξ「さっ、そろそろ帰るわよ」

 

( ^ω^)「お?もう帰るのかお?」

 

ξ゚⊿゚)ξ「……あんたねえ、もう夕方よ?」

 

(;^ω^)「おぉっ!?」

 

時計を見ると、いつの間にか5時を過ぎていた。

 

まだ明るかったから気付かなかったのかもしれない。

 

 

 

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