【暴露】実はドロドロ・・・社交界でラブはゲーム。デヴィ夫人とアラン・ドロンの秘密の関係とは?

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300:とんかつ ◆voT6OcgkPo:2007/12/06(木) 01:37:52.41ID:3UGkvDEo

 

  俺:目のことは・・・すごい不安だと思う。

 

    もちろん俺が代わってあげることなんて出来ないし、代わってあげたいなんて

 

    簡単に言わないよ。でも、もし目が見えなくなっても、俺はいるよ。

 

    声も聞こえるし、触れることも出来るよ。ほら。

 

 

俺は、手をまなみに向け彼女の手を握った。

 

まなみはまだ小さく嗚咽をあげている。

 

 

  俺:まなみが辛い気持ちは分かるよ。でも、俺もこれからまなみと会えないなんて、すごく辛い。

 

    でも、本当にまなみがそうしたいって思ってるのなら、俺がどう思ってても

 

    しょうがないことだよね。

 

 

俺は、握った手を離さないように、続けた。

 

 

  俺:でも、俺もひとつだけお願い。これから、ほんとにまなみがそうしたいならそれまで

 

    会わなくてもいい。お願い、ライブにきてほしい。

 

    俺のこと、見なくてもいいから、聞いてほしいんだ。

 

    それだけでいいから。お願い。

 

 

まなみは沈黙を守っている。

 

嗚咽も少し治まったようだ。

 

俺は続ける。

 

 

  俺:だから・・・これでお別れなんて言わないで・・・。

 

    お願いだから・・・。

 

    俺のわがままだって分かってるけど・・・。

 

 

302:とんかつ ◆voT6OcgkPo:2007/12/06(木) 01:39:58.32ID:3UGkvDEo

 

俺が言葉を切ると、沈黙が訪れた。

 

長い、沈黙。

 

手は握ったままだった。

 

ずっと、まなみの手は握られるがままだったけど、初めて、まなみから握りかえしてきた。

 

そして。

 

 

まなみ:・・・分かった。ライブ、ほんとは行かないつもりだったけど、いく・・・。

 

 

 

 

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