【こんな事もあるんだな】男の子を助けてあげた→バスの座席で必ず隣に座ってくる男の子→意味がわからなかったが・・・

ストーリー

    お約束通り、彼は私の隣になに食わぬ顔で座った。 私の手はなぜか震えていて心臓が激しく警告音を鳴らしていた。

いや別にいいんだよ、どこの席に座るかはその人の自由だし。 でもさ、なんでやねん!!なんでやねん!! なにがしたいんだ君は!

と心の中で叫び続けた。 彼はいつもように大人しく前を向いて座っていて、その様子があまりにも自然なのがかえって不気味だった。