【人生の選択肢】シンプルに生きる「ミニマリスト」たち

まめ知識

コロナ禍でモノを手放したり、家の中を片づけた、という方が多くいらっしゃいます。「モノを持たない暮らし」と検索すると“ミニマリスト”というワードが挙がってきます。ミニマリストとは「最小限のモノで心豊かに暮らす人」のことをいいます。実際、「ミニマリストになりたいのですがどうすればよいですか?」という質問を頂くこともあります。今回はそんな「ミニマリスト生活を送りたい」という方に向けて、私がモノの考え方のアドバイスをさせて頂きます。

 災害を想定してみる

 奇しくも全国各地で水害が多発しています。もし皆さんのお住まいが災害に遭ったら、そのときモノは命を助けてくれるでしょうか? 実は「モノを持たない暮らし」を実践している方の中には災害をキッカケに「モノを手放そう」と意識の変化があった方が少なくないのです。もちろん暮らしが困難になるほどのモノを手放す必要はありません。家族の命を守ることを第一に考えて災害をシミュレーションしてみましょう。

・リビングから玄関まで逃げる動線上に邪魔になるモノは無いか?

 (廊下に置きっぱなしの段ボールや玄関に乱雑に置かれた靴など)

・不安定に積み上げているモノは無いか?

 (あとから読もうと思って放置している本や、送料対策で買った通販購入品の山など)

・重たいモノが上の方に置いたままになっていないか?

 (吊戸棚や天袋に置いたままの引き出物の食器など)

 家族みんなで家の中を見て回り、気になった箇所のモノを精査することから始めるとスムーズですね。

 

自分が最期のときに人はなにを思い出すか?↓