【驚愕・異常】日本人から見た中国の非常識。中国人よ「恥」の輸出やめろ!!!!!
下記に、同国の海外旅行客のマナーの悪さを揶揄した戯れ歌の一部を紹介しておこう。
何度も繰り返される「中国加油(中国ガンバレ)」という言葉は、オリンピックや国際競技会の場で、かの国の人民が自国チームを応援するときの掛け声である。
『無敵の中国海外旅行』
中国加油 中国加油 ハウマッチ ハウマッチ 中国加油
中国加油 中国加油 世界に誇る 中国加油腰にウエストバッグは 中国人のしるし
無敵の国民性 飛ぶ鳥落とすよう
ブランド品の店の前に 群れを作って買いあさる
旅の思い出は 両手いっぱいに 抱えたバッグや香水
進め! 進め! 進め!現地7泊6か国 分刻みで大移動
お土産とヒンシュクを 買いにいくようなもの中国加油 中国加油 カメラ撮りまくれ 中国加油
中国加油 中国加油 ビデオもあるぞ 中国加油中国加油 中国加油 ヒンシュク! ヒンシュク! 中国加油
中国加油 中国加油 恥はかきすて 中国加油
その後、この歌は2番で「買うぞ! 買うぞ! 買うぞ!」「金ならあるぞ」と爆買い客の様子を歌い上げ、「お土産とヒンシュクを買いに行くようなもの」と彼らの行為をバッサリと斬り捨てる。世界中に大恥をバラ撒く、さもしい成金旅行者たちの姿がありありと目に浮かぶ秀逸な歌詞だ。
……さて、そろそろ賢明な読者はお気づきかと思うが、私がここまで述べたのは、実はかつてのバブル経済期に急増した日本人海外旅行客に関する解説であった。
上記で引用した歌の元ネタは、コミックシンガーの嘉門達夫が1990年に発表した『無敵の日本海外旅行』だ。その1番の歌詞原文の「日本人」を「中国人」に、「ニッポン・チャチャチャ」を「中国加油」に書き換えて、テニヲハや漢字変換を一部修正して紹介したまでのことである。
万里の長城から子供におしっこをさせる
当時、日本人海外旅行客のマナーの悪さや世間知らずぶりは、同時代のギャグ漫画家の間でも格好のネタだった。
いま私がパッと思い出しただけでも、中年団体旅行客の振る舞いに苦言を呈したえんどコイチの「コイチのオーストラリア紀行」(『ついでにとんちんかん』15巻所収)、南の島で現地の若い男性を性の捌け口にする「リゾラバ子」を再三にわたり糾弾していた小林よしのり『ゴーマニズム宣言』、大原部長と両津勘吉のヨーロッパ珍道中を描いた秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など、具体的な事例を数多く挙げることができる。
特に当時の雰囲気をよく伝えているのは、1980~90年代に大ヒットした堀田かつひこの四コマ漫画『オバタリアン』だ。同作の8巻の口絵では、海外旅行中のオバタリアンの所業をこう記す。
・1990年5月 中国、万里の長城から子供におしっこをさせる。
・1991年1月 米国、ラスベガスのカジノで大負け。金返せとどなる。
・1992年8月 日本、成田。迷子になる。
もちろんギャグとしての誇張もあるはずだが、火のないところに煙は立つまい。往年の(少なくとも一部の)日本人観光客は、現代の中国人観光客を笑えるほどお行儀が良いとは到底言えない人たちだったのだ。
……ちなみに昨今、いわゆる「保守系」の新聞や雑誌の主要読者は、50~70代の中高年層である。中国人観光客のマナー問題を報じるニュースに優越感をくすぐられ、彼らの「民度」の低さを知って溜飲を下げている人々のなかには、おそらくバブル時代に「生涯初の海外旅行」を経験した人も多く含まれていることだろう。
バブル崩壊からの「失われた24年」を経て、かつて海外でヒンシュクを買っていた当事者たちは、いまや中国人客のマナーの悪さを嘲笑できるほど「文明的」な人々に生まれ変わるに至った。これはきっと、世界でいちばん立派でスゴい日本民族だからこそ成し遂げられた偉業だろう。まことに、――欣幸の至りに甚えない話である。
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