【産後~〇ヶ月までが勝負!!】間違いだらけの骨盤矯正。今、明かされる最新の骨盤矯正
【其の九】プロに骨盤矯正の施術をしてもらう必要はある?
産後の骨盤矯正のために「整骨院・整体院・カイロプラクティック」などに通うことを検討しているママも多いでしょう。こういった施術院のホームページ等をチェックすると…
産後こんな症状で悩んでいませんか?
・産前のジーンズやスカートが履けなくなった
・ポッコリお腹が元に戻らない
・下半身太りが気になる
・お尻が大きく&垂れるようになった
・腰痛になった
・尾骨痛や恥骨痛など骨盤周りに痛みがある
・股関節に痛みがある
・尿漏れする
これらの症状の原因は「骨盤の歪み」です。出産で開いた骨盤は自然に元通りになることはなく、開いたり歪んだままの状態で固定されてしまいます。放っておくとさらに症状が悪化するので、産後の骨盤矯正は必要です。
このような、産後ママを不安にさせるような内容が書かれていることがよくあります。
ただ、上で解説したように、基本的には出産で開いた骨盤は自然と閉じて元通りになります。骨盤周りの痛みや恥骨痛、尿漏れなどの出産直後によくある症状も、身体の回復とともに解消されていくものです。
また、腰痛についても「骨盤の緩みがなくなり安定」「妊娠中の反り腰姿勢が改善」「腰回りの筋肉をバランスよく強化」などで改善されていくようです。
また、お尻が大きくなった、などのプロポーション関連のことも「筋肉を鍛え」「柔軟性を高め」「姿勢を良くする」などで改善されます。この部分については次の項目で詳しく解説します。
ですので、上記のような産後の症状改善のため、という目的であれば、必ずしもプロの施術を受ける必要はありません。自力でも十分に改善できると考えて下さい。
【其の十】産後のプロポーションの悩みと骨盤矯正の関係
ほとんどの産後ママにとって、大きな悩みの1つが「プロポーションの悩み」です。
・産前のジーンズやスカートが履けなくなった
・ポッコリお腹が元に戻らない
・下半身太りが気になる
・お尻が大きく&垂れるようになった
などなど、産後、プロポーションが崩れたことで悩むママはとても多いでしょう。ただ、プロポーションの悩みは3つのこと「筋肉を鍛え」「柔軟性を高め」「姿勢を良くする」で解消できます。
まず、妊娠中は優先的に赤ちゃんに栄養を与えるので、ママの身体の筋肉は衰えやすいです。筋力が低下すれば身体がたるんで見えますし、代謝機能も落ちるので、妊娠中のママはそもそも太りやすくなります。
そして、妊娠中は大きくなったお腹で腹筋が引き伸ばされるので、産後ぽっこりお腹になるのは当たり前です。引き伸ばされた腹筋は時間が経てば元に戻っていきますので、回復するのを待ってから腹筋を鍛えていくと良いでしょう。
また、妊娠中は反り腰になりやすく、その場合は骨盤が前傾します。
出典:hatanodai-seitai.jp
骨盤が前傾すると、腸骨の外側の広がっている部分がせり出したり、大殿筋に力が入りにくくなります。さらに、骨盤の前傾に連動して太ももの骨が内側にねじれ、骨盤が横に広がったように感じます。
その影響で、お尻が広がって大きく・垂れて見えたり、くびれがなくなって寸胴体型に見えるんです。大殿筋に力が入らない状態が続けば、筋力が低下しお尻の位置が下がることにつながるでしょう。産前のジーンズやスカートが履けなくなるのはこれが理由です。
こういった理屈ですから、これらの症状は「骨盤の傾きを正常に戻す」「腹筋を含めバランス鍛えて引き締める」、、、つまり「筋肉を鍛え」「柔軟性を高め」「姿勢を良くする」によって改善できるのは分かっていただけるでしょう。
↓症状によっては医師や専門家の治療が必要!次ページへつづく↓