【産後~〇ヶ月までが勝負!!】間違いだらけの骨盤矯正。今、明かされる最新の骨盤矯正

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【其の七】産後の骨盤矯正!骨盤の歪み解消のためにすべき3つのこと

産後の骨盤矯正!骨盤の歪み解消のためにすべき3つのこと

産後、ママの体力が回復し骨盤が安定してきたら、いよいよ骨盤矯正です。骨盤の歪みを解消するために次の3つのことを実践していきましょう。

【1】骨盤や姿勢に関係する筋肉をバランスよく鍛える
【2】関節の可動域を広げ柔軟性を高める
【3】日常の姿勢を良くする

それぞれ詳しく解説していきます。

【1】骨盤や姿勢に関係する筋肉をバランスよく鍛える

骨を導くのは筋肉です。悪い姿勢によって弱くなった筋肉、付き方のバランスが悪くなった筋肉を、バランス良く鍛えることで骨盤・骨格を正しい位置に導くことができます。

骨盤や姿勢に関係する筋肉は「インナーマッスル」と呼ばれる筋肉で、関節の位置や姿勢の調節をする働きがあります。大腰筋(腸腰筋)や内転筋群以外にも、脊柱起立筋など沢山の筋肉がありますので、そういった筋肉を総合的に動かすことのできる運動が良いでしょう。また、インナーマッスルを鍛えるには、軽い負荷の有酸素運動が効果的とされています。

これらの条件を満たすエクササイズの代表例は「ヨガ」や「ピラティス」で、最近は「産後ヨガ」「産後ピラティス」など教室もよく見かけますね。他にもウォーキングやランニング、水泳・アクアビクス・アクアウォーキングなどもオススメのようです。

【2】関節の可動域を広げ柔軟性を高める

身体が歪んでいる状態で生活をしていると、働く筋肉のバランスが悪くなり、いろんな筋肉に余計な負担がかかることになります。負担がかかっている筋肉はずっと緊張状態にあるために、硬くなって弾力性を失ってしまったり、硬い筋肉の影響で関節の可動域が狭くなることもあるそうです。

身体の柔軟性に左右差があり「右側は動かしやすいけど左側は動かしにくい」といった状態の人も多いようです。そんな状態でエクササイズをしても効果が得られにくいですし、そればかりか、バランスの悪さを悪化させてしまう可能性もあります。

ですので、ストレッチなどによって関節の可動域を広げたり、筋肉の柔軟性を高めて、バランスの良い状態でエクササイズをすることが大切です。柔軟性を高めて身体を整えるというポイントにおいては、整骨院・整体院などで施術を受けるのもオススメです。

【3】日常の姿勢を良くする

「筋肉を鍛える」「柔軟性を高める」ことで身体の歪みが解消されたとしても、日常の姿勢が悪かったらまた元に戻ってしまいます。骨盤が歪む大きな原因の1つが「姿勢の悪さ」ですから、それを直さない限り骨盤の歪みは繰り返されるのです。

ですので、日頃から自分がどんな姿勢をしているのか注意深く観察し、もし悪い姿勢だと分かったらすぐに改善し、良い姿勢で生活することを習慣づけましょう。

というわけで、産後の骨盤矯正のためには「筋肉を鍛え」「柔軟性を高め」「姿勢を良くする」を平行して行うことが大切です。

【其の八】産後の骨盤矯正はいつから?早めがベスト?

産後の骨盤矯正はいつから始める?早めがベスト?

妊娠をすると、全身の靭帯の結合を緩める働きのある「リラキシン」というホルモンが分泌されます。リラキシンによって骨盤が緩み、赤ちゃんをスムーズに出産出来るようになるワケです。

このリラキシンの分泌自体は産後2,3日で止まりますが、緩んだ靭帯が元に戻るのは一般的には3,4ヵ月ほど、遅くとも6ヵ月ほどだそうです。それまでは骨盤が緩んでいる状態で、骨盤矯正がしやすいタイミングとのこと。(ちなみにリラキシンによる影響は「産後1ヵ月まで」「産後3か月まで」「産後6か月まで」など、いろんな説があるようです。)

「じゃあ産後すぐに始めたら良いのか?」と言われると、そうでもありません。産後1ヵ月くらいは後陣痛があったり、悪露が出たり、出産の影響が身体に残っています。ママの身体の負担はとても大きいですから、少なくとも産後1ヵ月はしっかりと休んで体力回復に集中することをオススメします。「1ヵ月健診が終わって特に問題がなかったら始める」くらいの感覚で良いでしょう。

結論としては「産後の骨盤矯正は産後2ヶ月(ママの体力が回復してから)~6ヵ月(特に3か月以内)がベスト」と考えています。

ちなみに「産後6ヵ月以上経ったら骨盤矯正はもう遅い?意味がない?」と言われたら、そんな事はありません。もしそうであれば、一般の人は骨盤矯正できないことになりますから。あくまで「骨盤の靭帯が緩んだ状態で矯正しやすい」という事であって、産後6ヵ月以上経っていても骨盤の歪みは治すことはできます。

また、【骨盤矯正しやすい時期=骨盤が歪みやすい時期】と言い換えることもできますので、悪い姿勢だったり、偏ったエクササイズなどには要注意です。

 

 

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