【注意喚起】みんなが大好きな「アレ」を食べすぎた結果…18歳でも通風になるってどんだけ食べたんだよ!??
20歳以降の男性で多く発生し、華原朋美さんも経験した「痛風」
遺伝と環境の両方が関係する、この病気の原因と対策についてまとめました。
そもそも痛風って何?
痛風は尿酸が体の中に蓄積し、結晶になって激しい関節炎を伴う病気です。これは高尿酸血症の症状として、血液中の尿酸がたまり、溶けにくくなった尿酸が結晶化していき関節内に徐々に蓄積されます。
そうして徐々に足指の関節や関節に溜まった尿酸が原因で、次第に激しい痛みをだし、痛風へ発展。
この症状を放っておくと、激しい関節の痛みが繰り返し発生します。そして体の様々な部位に発疹の一つである結節(けっせつ)が出来たり、腎臓の状態が悪くなってしまう重度の病気です。
痛風の初期症状は?
突然、痛風になるのではなく、まずは高尿酸血症になります。これは血液内の尿酸値が高い状態が長く続くことで発症。すると、急に足指の関節などが赤く腫れて、耐えがたいほどの痛みが出てくるのが恐ろしいところ。
発作的な症状なので痛風発作と呼ばれ、多くは1週間から10日たつとしだいに治まり、その後全く症状が消えていきます。
痛風発作を放っておくと、どうなるの?
痛風発作は、炎症を抑える薬で比較的早く治る事が多いですが、多くの場合1年以内に同様の発作が発生。
繰り返しているうちに、足首や膝の関節まで腫れが拡がり、発作の間隔が次第に短くなっていく怖い病気です。
ここまで進行すると、関節の痛みのみならず、関節周りや身体の様々な部位に結節ができたり、腎臓が悪くなったりします。
最終的には重症の慢性痛風になる可能性も高く、大変危険な病気と言えます。
痛風の原因は?
ビールのCMで登場する「プリン体」が代謝されると痛風の原因といわれる「尿酸」に変化します。
プリン体は身体のエネルギー源であり、血液中には一定量の尿酸が含まれていますが、遺伝や環境による影響で、血液中の尿酸の濃度が高くなり、7.0mg/dlを超えてしまうと高尿酸血症という状態に。
ただし人間ドックなどで高尿酸を指摘されたからといって、すぐに痛風を発症するわけではありません。
尿酸値を上昇させてしまう原因は?
プリン体を多量に含む食品の過剰摂取や腎機能の低下とされています。
プリン体の過剰摂取については自己管理をしていくしかありませんが、人間ドックにおける尿酸の検査結果では、尿路結石、腎障害、尿毒症などの症状のチェックが可能です。
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