引っ越したら、なかったはずのガムテで貼った壁があった、ガムテを剥がして中を除いてみると這いずるような音が・・・
59: 怖い話の名無しさん 投稿日:2012/10/01(月) 22:50:17.74
俺は気になる事があったから1階に下り外に出た、気になるのはさっきの塞がれてた部屋の
窓側だ部屋があると思われる外側に行ってみたが不思議なことに部屋の窓のような
部分は見当たらなかった
だけど窓があったと思われる箇所はあった、あそこも塞がれてるのか周りの白黒い壁と違って
白い色がはっきりとしていた
5分くらい経って玄関から柳さんと父親、母親が出てきた
柳「本当に申し訳ありませんでした、工事はこちらで頼みますので日程が決まり次第
報告いたします、では失礼します」
父親・母親「お気をつけて」
俺「話ついたの?」
父親「ああ、とりあえずあの壁壊して部屋を普通に使えるようにしてくれるってさ
費用も向こうが負担してくれるし、まあ言うことなしだな」弟「うわああああ!」
ドタドタドタドタ
突然弟が叫びながら階段を物凄い勢いで下りてきた
母親「ちょっとなに?大声なんか出して」
父親「おい!周りに迷惑だろ」
弟「2階の真っ暗な部屋・・・何かいる・・・」
弟は怯えた顔でそう言った
弟「中に入ろうとして顔を中に入れたんだ、そしたら奥の方からなんか這いずるような音が聞こえて
なんだろうと思ってしばらく聞いてたんだけどなんか変で・・・」
母親「ねずみか何かじゃないの?そんなに怯えるようなことじゃないでしょ」
弟「違うんだよ!ねずみとか動物とかそんなんじゃない、なんかを引きずってるような音なんだよ」
母親「大き目の動物が迷い込んだのかもね、それとあの穴塞いでおかないと、あなたお願いね」
父親「わかった、まあ気にすんな大きなねずみが住み着いてんだろ」
弟「・・・・・・」
弟はもう話しても無駄だなと言わんばかりに車の中へと閉じこもってしまった
窓側だ部屋があると思われる外側に行ってみたが不思議なことに部屋の窓のような
部分は見当たらなかった
だけど窓があったと思われる箇所はあった、あそこも塞がれてるのか周りの白黒い壁と違って
白い色がはっきりとしていた
5分くらい経って玄関から柳さんと父親、母親が出てきた
柳「本当に申し訳ありませんでした、工事はこちらで頼みますので日程が決まり次第
報告いたします、では失礼します」
父親・母親「お気をつけて」
俺「話ついたの?」
父親「ああ、とりあえずあの壁壊して部屋を普通に使えるようにしてくれるってさ
費用も向こうが負担してくれるし、まあ言うことなしだな」弟「うわああああ!」
ドタドタドタドタ
突然弟が叫びながら階段を物凄い勢いで下りてきた
母親「ちょっとなに?大声なんか出して」
父親「おい!周りに迷惑だろ」
弟「2階の真っ暗な部屋・・・何かいる・・・」
弟は怯えた顔でそう言った
弟「中に入ろうとして顔を中に入れたんだ、そしたら奥の方からなんか這いずるような音が聞こえて
なんだろうと思ってしばらく聞いてたんだけどなんか変で・・・」
母親「ねずみか何かじゃないの?そんなに怯えるようなことじゃないでしょ」
弟「違うんだよ!ねずみとか動物とかそんなんじゃない、なんかを引きずってるような音なんだよ」
母親「大き目の動物が迷い込んだのかもね、それとあの穴塞いでおかないと、あなたお願いね」
父親「わかった、まあ気にすんな大きなねずみが住み着いてんだろ」
弟「・・・・・・」
弟はもう話しても無駄だなと言わんばかりに車の中へと閉じこもってしまった
60: 怖い話の名無しさん投稿日:2012/10/01(月) 22:53:05.95
俺は興味が沸いたので懐中電灯を持って2階へと行って穴の中を覗いて見た
一筋の光が真っ暗だった部屋の中を薄く照らす
中は荷物やダンボールの箱でいっぱいだった
耳を澄ましてみるが弟の聞いたような引きずる音は聞こえなかった
・・・・・
こうしていると不気味な気分になってくる、2階には自分しかいないことを思いだす
途端に寒気がした
階段から父親が上がってきた
父親「何してんだ?」
俺「ちょっとねずみ見てみようかと思ってね」
父親「中はどんな感じだ?」
俺「普通、物置みたいな感じだったよ」
父親「ってことは工事が来たら荷物の処分もしなきゃ駄目か、はぁ・・大変だな
しかしなんだって前の人はこんな風にしちまったのか、窓や出入り口まで
塞いじまうなんてな」
たしかな疑問だ、物置なら物置でそのままにしておけば良いのにわざわざ塞ぐ理由がわからない
部屋が1つ多いぐらいで別に困ることもないと思うんだが
そんなことを考えてる内に父親は壁の穴を布とテープで塞いでいた
塞ぎ終えると父親は1階へと下りていった
俺も1階へ行こうとした時穴の方を無意識にチラ見してしまった
あれ?・・・・なんか変だ
布の部分が膨らんでる?父親は真っ直ぐピンと張っていたはず
かすかに動いてるようにも見える・・・・
全身に鳥肌が立ち始める・・・何かが・・何かがまるで穴から出ようとしているみたいだ
俺は怖くなって急いで1階へと下りた
一筋の光が真っ暗だった部屋の中を薄く照らす
中は荷物やダンボールの箱でいっぱいだった
耳を澄ましてみるが弟の聞いたような引きずる音は聞こえなかった
・・・・・
こうしていると不気味な気分になってくる、2階には自分しかいないことを思いだす
途端に寒気がした
階段から父親が上がってきた
父親「何してんだ?」
俺「ちょっとねずみ見てみようかと思ってね」
父親「中はどんな感じだ?」
俺「普通、物置みたいな感じだったよ」
父親「ってことは工事が来たら荷物の処分もしなきゃ駄目か、はぁ・・大変だな
しかしなんだって前の人はこんな風にしちまったのか、窓や出入り口まで
塞いじまうなんてな」
たしかな疑問だ、物置なら物置でそのままにしておけば良いのにわざわざ塞ぐ理由がわからない
部屋が1つ多いぐらいで別に困ることもないと思うんだが
そんなことを考えてる内に父親は壁の穴を布とテープで塞いでいた
塞ぎ終えると父親は1階へと下りていった
俺も1階へ行こうとした時穴の方を無意識にチラ見してしまった
あれ?・・・・なんか変だ
布の部分が膨らんでる?父親は真っ直ぐピンと張っていたはず
かすかに動いてるようにも見える・・・・
全身に鳥肌が立ち始める・・・何かが・・何かがまるで穴から出ようとしているみたいだ
俺は怖くなって急いで1階へと下りた
61: 怖い話の名無しさん 投稿日:2012/10/01(月) 22:54:28.13
リビングへ向かうとだいぶかたずいていた
そこで部屋を決めることになった
話し合いの結果父親と母親が1階の居間、俺と弟が2階の部屋となった
本来なら2階に2部屋の予定で俺と弟は別々の部屋の予定だったが
もう一つの部屋があの状態なので工事が来るまでの間我慢ということになった
しかし弟が2階は絶対嫌だと言って聞かないのだ
あまりにも拒否するので仕方なく2階のもう一つの部屋が空くまでリビングが弟の仮部屋となった
俺とはそんなに嫌なのかとも思ったが聞いたところ昼の一件で2階が怖くなったとのこと
小学5年にもなって何を言ってるんだとも思ったが弟の気持ちはわからなくもない
俺も昼間のあれは流石に見間違いと思いたくなるほどだ
そう考えた途端また2階へあがるのが怖くなっていた俺まで文句を言っていては仕方ないので部屋の荷物をかたずけるため2階へと向かう
しかし夕方になると2階がとてつもなく暗く感じる、階段の下で見上げて見るが
凄く怖い
今にも上から幽霊とかが下りてきそうだ
俺は一段ずつ階段を上っていく、しだいにあの穴が見えてきて俺は確認してみた
やはり膨らんでいない、じゃあさっき見たのは気のせいなのか?
気にしないでおこう、きっと引越しで疲れてるのかもしれない
俺は恐怖を紛らわすために無理矢理そう思い込むことにした
俺の部屋の整理が終わって俺はベッドに寝転がった
疲れていたせいもあって俺はそのまま寝てしまった
ザザザザ・・・ッゴ ザザザザ・・・・ッゴ
浅い眠りのなか廊下の方からの音に気づいた
目を覚まして時計を確認すると18時を過ぎていた、部屋が真っ暗でそれに廊下からの音にビビって
俺は急いで部屋の電気を点ける
ザザザザ・・・ッゴ
音はまだしている、廊下のドア越しに耳をつけるとやはり廊下の奥の方で音がしてるようだ
距離からすると恐らくあの穴の開いてる場所付近だ
そこで部屋を決めることになった
話し合いの結果父親と母親が1階の居間、俺と弟が2階の部屋となった
本来なら2階に2部屋の予定で俺と弟は別々の部屋の予定だったが
もう一つの部屋があの状態なので工事が来るまでの間我慢ということになった
しかし弟が2階は絶対嫌だと言って聞かないのだ
あまりにも拒否するので仕方なく2階のもう一つの部屋が空くまでリビングが弟の仮部屋となった
俺とはそんなに嫌なのかとも思ったが聞いたところ昼の一件で2階が怖くなったとのこと
小学5年にもなって何を言ってるんだとも思ったが弟の気持ちはわからなくもない
俺も昼間のあれは流石に見間違いと思いたくなるほどだ
そう考えた途端また2階へあがるのが怖くなっていた俺まで文句を言っていては仕方ないので部屋の荷物をかたずけるため2階へと向かう
しかし夕方になると2階がとてつもなく暗く感じる、階段の下で見上げて見るが
凄く怖い
今にも上から幽霊とかが下りてきそうだ
俺は一段ずつ階段を上っていく、しだいにあの穴が見えてきて俺は確認してみた
やはり膨らんでいない、じゃあさっき見たのは気のせいなのか?
気にしないでおこう、きっと引越しで疲れてるのかもしれない
俺は恐怖を紛らわすために無理矢理そう思い込むことにした
俺の部屋の整理が終わって俺はベッドに寝転がった
疲れていたせいもあって俺はそのまま寝てしまった
ザザザザ・・・ッゴ ザザザザ・・・・ッゴ
浅い眠りのなか廊下の方からの音に気づいた
目を覚まして時計を確認すると18時を過ぎていた、部屋が真っ暗でそれに廊下からの音にビビって
俺は急いで部屋の電気を点ける
ザザザザ・・・ッゴ
音はまだしている、廊下のドア越しに耳をつけるとやはり廊下の奥の方で音がしてるようだ
距離からすると恐らくあの穴の開いてる場所付近だ
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