神奈川の名門男子校が露出狂を大量生産!?毎日続く●●体操が原因かよwwwwwwwww

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中間体操の歴史と意義について、望月伸一郎校長、生徒指導部長の壱岐太教諭、中間体操委員の古賀慎二教諭そして矢口賢教諭に聞いた。

「もともとは1930年代に、同じくイエズス会が運営する六甲学院で始まったものです。栄光学園ができたときに六甲学院をまねする形で導入されました」(望月校長)

中間体操が学校の伝統であることは間違いないのだが、中高別々に2カ所で実施したり、2学年ずつ3カ所で実施したり、ラジオ体操の前にグラウンドを行進したり、ランニングしたり、なわとびをやったり、自主運動にしたりと、年代によってやり方は変わってきた。

全校生徒がグラウンドに集合し全員でいっしょにラジオ体操をする形式になったのは、実は2017年度から。新校舎になって、やり方を刷新したのだ。

「校舎の建て替えを行っている間、生徒たちは仮設のプレハブ校舎で約2年間過ごしました。グラウンドから離れてしまったこともあり、その間、中間体操があまり良い形では行えませんでした。2017年春に新校舎が完成し、新しい生活が始まったとき、そもそも中間体操をどうするのか、職員の間で大きな議論になりました」(望月校長)

有志教員で結成された中間体操委員が議論を重ね、結局「上半身裸、グラウンドでの全員一斉」の実施を決めた。

ただし、LGBTの観点や皮膚の病気などにも考慮し、上着を脱ぎたくないという生徒に無理強いはしない方針を明確にした。体操ができないという生徒にももちろん無理強いはしない。

「せっかく新しい形式でやるのなら心機一転、いい中間体操にしようと思って、私も張り切りました。適当にやっている生徒がいたら壇上からダメ出しするなど、最初は全員にきっちり体操をさせようと意気込みました。しかし1000人以上の生徒全員にきっちりやらせるなど無理だとすぐに気付きました。無理矢理やらせるのではなく、思わず一緒にやりたくなるような手本を見せることに意識を傾けたほうがいいと考えを改めました」(古賀教諭)

■本当に大事なことの意味はあとからわかる

教員同士の侃々諤々の議論を経て今、中間体操を続けることにどんな意味があると思うか。

「一言で言えば伝統を引き継いでいるという自覚でしょう。中間体操は学校の文化です。でも今後は、より現代風にダンスみたいな要素を取り入れたり、より楽しくリフレッシュできたりする形式に変えていってもいいかなと考えています。その際には生徒会にも意見を出してもらおうと思います」(矢口教諭)

「朝、大船駅から坂道を上って約15分間のウォーキング。2時間授業を受けてから中間体操。また2時間授業を受けて昼休み。また2時間授業を受けて放課後。このリズムがちょうどいいんです。3時間目は居眠りする子が少ないと思いますよ(笑)」(壱岐教諭)

上半身裸で行うことにはどんな意味があるのか。

「一つには、身体性の回復が挙げられます。身体というものは実は自分の不如意なるものとして存在しているわけです」(望月校長)

自分の身体は自分の意志で動かしているものだと人は思いがちだ。しかし自分の身体だって、人は自分の意志ではなかなか思い通りに動かせない。特に冬の寒い時期に中間体操をすることで、それを実感するのだという。

でもやはり生徒の間からも教員の間からも「なんで中間体操なんてしなくちゃいけないんだっけ?」という疑問は常に上がってくる。

「6年間毎日ラジオ体操をやれば健康増進には良い影響があるでしょう。でも中間体操をやる意味はきっとそれだけではありません。最初はやっていることの意味がわからなくても、毎日参加する中で、自分でそこに意味を与えていくことが大事なのだと生徒たちには説明をしました」(望月校長)

実際に中間体操にどんな意味を付与し、6年間やり通した後に何が残ったと思うか、卒業生でもある壱岐教諭に尋ねた。

「私自身は、ほかではあり得ない『お祭り』みたいなものだととらえていました。自分がこの学校の一員であることを毎日確認しているような気分に、最後のほうはなっていました」(壱岐教諭)

■目的は誰かから教えてもらうものではない

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