【号泣必至※】ゲーセンで出会った女の子。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。

感動, 未分類, 物語, 話題, 驚きJC, JK, 女の子, 感動, 感動 物語, 長編, 長編 感動, 長編 物語

80: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 06:09:33.49 ID:LvVXzZMz0
はよはよ(´・ω・`) 

92: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 14:48:05.83 ID:WuLtuWlB0
さて、ちょいと忙しいので書くスピードが遅くなるかもしれませんが 
ぼちぼち書き込みを再開していこうかと思います。 

93: 名も無き被検体774号+:2012/01/15(日) 14:54:17.56 ID:JCE/w50Z0
待ってたぞ 

94: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 14:56:55.38 ID:WuLtuWlB0
彼女はゲーセンを出ていった。 
俺は混乱した。何か悪いこと言ったのか? 
もう何がなんだか分からなくなってた。 

無心で追いかけた。 
「待ってください!どうしたんですか!?」 

95: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:00:13.56 ID:WuLtuWlB0
彼女は立ち止まって黙った。 
俺はどうしようか困った。 
なんて声をかけたらいいか分からなかった。 

目の前で、ベレー帽を被って手や服を絵の具で汚した女の子が泣いている。 
なんてヘンテコな状況なんだろう。 

瞬間、俺はこんな事を口にした。 
「そ、そうだ…これから画材屋さんにでも行きませんか?」 

96: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:02:49.52 ID:WuLtuWlB0
なんでこんなことを言ったのか分からないが、 
何か状況を変えようと思ってとっさに出た一言だった。 

彼女「え…?ほんとに?」 
俺「はい、行きましょう、近場でどこか…」 

彼女の反応は思ったよりよかった。 
そして幾分ノリ気であった。 
彼女「じゃあさ、近くにあるから行こう。ちょっと電車のるけど。」 

97: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:07:32.31 ID:WuLtuWlB0
駅に向かって、黙って切符を買う。 
「JRって高いのかな?」 
などと彼女は言っていた気がする。 

ホームで電車を待ってた。時間帯もあって、駅はなかなかの雑踏だった。 
無言で過ごす。さっきまで泣いていたのに、彼女は思ったよりケロッとしていた。 

俺はよく分からない展開に動揺して、緊張して、足が震えてたかもしれない。 
彼女の方を見ると、笑ってVサインをしたりしておどける。 

俺「なんなんですかソレ」 
彼女「わからんなw」 

98: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:11:12.14 ID:WuLtuWlB0
この道中も、彼女は決して自分のことを語ろうとはしなかった。 
俺がひたすら話していた気がする。 
「美大生なんて本当に憧れる」とか「絵が好きで上手くなりたい」とか 
俺が終始しゃべっていた。 

そのたびにニコニコするだけで、それがなんだか可愛く見えた。 
でもなぜ泣いてしまったのか、そのことには触れられなかった。 

99: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:17:48.68 ID:WuLtuWlB0
画材屋に着く。 
すると彼女は途端にテンションが上がって、 
あ~どうしよう張りキャン買ってこうかな~あでも筆も… 
などと顔をキラキラさせて俺を連れ回して買い物を始めた。 

俺はリラックスしている彼女になら何か聞いても大丈夫だと踏んだ。 
俺「楽しそうですね。」 
彼女「ここ来るとやっぱね~テンション上がるよ。」 
俺「でもこの前、もう絵描いてないって言ってませんでしたっけ…?」 

101: 1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/15(日) 15:24:26.21 ID:WuLtuWlB0
彼女「いや、それはね…」 
俺「気を悪くしたらごめんなさい…でもなにか知りたくて。 
  今日もいきなり泣かれてしまって…」 

俺はもう彼女のことで頭が一杯だったから、知りたかった。 
そして少しでも彼女の力になりたいと思っていた。 

俺「なんで、いつもゲーセンに来てるんですか?なにか思い入れが?」 
彼女「思い出があるんだよ、だから」 

分からない。 

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