それ故に美しい・・戸田真琴「私がV女優になった理由」カメラにネ果を晒した結果
高校生くらいの頃から、なんとなく「いつかAV女優になるんだろうな」と、思っていたんです。本当になんとなく。
人はほんとうに独りずつで、そうだからこそ素晴らしくて、皆それぞれ誰にも覗かれることのないサンクチュアリを持って生まれ落ちてくると信じているので、過剰に理解を求めるようなことは望みません。なので、いざというとき、どんなふうに自分の信念の有様を示したらいいのか解らない。言葉にならない何かを、それでも無力な言葉でのみ伝えようとすることが許されるとき、ほんとうに心強いのが「共通の体験」です。
このコラムでいつも好きな映画の力を借りるのは、同じ映画を見て、その中に流れる時間を共有し、その「共有した時間」の中で昔からの友人のようにあなたと親しく話してみたいという気持ちからです。
同じ景色を歩いたような二人なら、普段伝わりにくいことだって、説明よりも肌感覚で少しは解るかもしれない。だから今回は、AVに出ている時の私が共感した、ある映画を紹介したいと思います。
キム・ギドク監督の『サマリア』は、2004年公開の韓国映画です。ネットで知り合った男性たちと援助交際をしているジェヨンと、その親友のヨジン。二人の女子高生の話で始まります。
続きはコチラ↓↓