【算数センス】●×●=256が「解ける子」と「解けない子」の差
【図3】64×4=256 ●×●=256 ●=16cm 16-10=6
【図4】□×□=64 □=8 8×2-10=6cm □は辺ABの長さと等しいので、答えは6cm
今回は、簡単な問題を使って、より難度の高い問題を解くことができるような配列にした。過去の問題やこれまで習ったことを「使う」ことで、センスは磨かれる。自分には才能がないからといって諦めることはない。答えにたどり着くためのアプローチを複数考える癖をつけ、「習っていない、知らないからできない」ではなく、「習った(経験した)何と近いのか、何を応用すれば正解にたどり着けるだろうか」と考える訓練が、センスを磨く。
今年、最難関校のひとつと言われる、筑波大附属駒場中学校に合格した生徒のエピソードを紹介したい。小学6年生の彼が質問に来た時は大変だった。
「先生、これを教えてください」ではなく、「先生、ぼくはこう解いたのですが、ほかに良い解き方はありませんか?」だったからだ。
いろいろな解法を思いついてこそ賢い、と授業中に口ぐせのように話し、言葉のやりとりをしていたことが、この6年生だけでなく塾講師の私の成長にもつながったのだ。
引用元:https://www.sankeibiz.jp/econome/news/171022/ecc1710221312002-n1.htm?ref_cd=RelatedNews