母の葬式にて、高学歴の兄「母さん…(泣」低学歴の俺「・・・」→親戚一同「親不孝者が!」俺「へっ!?」

話題母子家庭, 葬式

最後に兄が母の欲しがっていた小説を渡した。

一冊で1,000円くらいする上中下巻セットだ。

母はとてつもなく喜んでいた。

兄が帰った後もこれは兄がかってくれた小説で

とても面白いのだといっていた。

俺はとても寂しくなった。

まさかお前…

母が入院して2週間がたち流石に借金もできなくなってきた。

兄に金銭のお願いをした。

「そんなお金も払えないような生活をしてきたのか」

こういわれた言葉が未だに頭から離れない。

兄に頼ることができず

借金しつづけた。

それから1週間

母の容体が本当に悪くなった。

また兄に電話した。

すぐ帰ると言われた。

俺は待っていた。

もう母なのか、、、、母なのか、、、、、、、、

母なのか分からない母をずっと応援し続けた。

母に頑張れ頑張れ、生きろ、生きろ、、、、

生きろって声をかけても

全然はんのうがなかった。

兄に電話して5時間くらいして、

兄が病院に到着した。

兄を迎えに行った俺を無視して、

兄はいちもくさんへ母のもとへ。

母さん、おれだよ。おれだよ。

って兄が言った。

その時母が、、顔を動かすのも辛そうな母が

ニッと笑って、

「元気だったか。

わざわざ来てくれてありがとう。」

って。

そういって亡くなった。

兄はオイオイ泣いて、泣いて泣いて、

俺はただただ立ち尽くした。

きつい介護生活のことを考えていたのか、

きつい借金生活のことを考えていたのか、

はたまた母を取られて唖然としていたのか、

ただただ真っ白に俺は立ち尽くした。

それからすぐに、そうもう一瞬で葬儀が始まった。

葬儀の手配は俺と兄がした。

喪主はもちろん兄だった。

俺はメイン以外の手続きを任された。

葬儀の手続きが一旦落ち着いたくらいに遠方に住む、

遠い親戚たちが集まりだした。

親戚たちは口々に

○○君大変だったね。

と兄の名前を呼んだ。

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