【涙腺崩壊】牛丼店に父娘がやってきたが注文は小盛の牛丼1つ。店員はここである行動にでる。この行動が運命を変えることに・・・
父「もうほんとにすいません!こんなご恩をいただいて・・・」
俺「何言ってんですか!とにかくナホちゃんが不憫なんですよ お父さん、とりあえずナホちゃんとお風呂入ってきてください」
お風呂から、ナホちゃんの楽しそうな声が聞こえてきた。
俺も33歳だったので、結婚をしていたらナホちゃんくらいの子どもがいてもおかしくないと、ちょっと家庭的な雰囲気を味わっていた。
ここで俺は、ある決断をしていた。
この父とナホちゃんを俺の家にしばらく住まわせて、父親の職探しと住居探しをさせようと!
まずは仕事だ!定職について収入が入ってから家を探せばいい。
この父親は、両親を亡くしており親戚も絶縁しているので、行く当てがないらしい。
そして蒸発した奥さんの方の実家なども頼れないとのことだ。それならば、新しい生活をナホちゃんと一緒に始めなければいけないからな。
俺には姉がいて、結婚した旦那が借金を作って離婚をして、1人娘と一緒に出戻りをしている。なので、そういった苦労に関してはちょっとだけ分かっているつもりだった。
俺の申し出に、父親は泣きながら何度も何度もありがとうございますと言った。
俺は週4回の夜勤バイト以外は家で資格の勉強をしていたので、父親が仕事を探している間に、ナホちゃんの相手をすることはできる。
俺の当時の収入は、バイトの手取りが14万円で退職前の預金が200万円くらいだった。
半年くらいは2人を住まわせるくらいはできるのだ。もしも金銭的に自分が厳しかったら、こんな提案はできなかったと思う。
資格試験も2回あったので1回くらいは延期できるし!ナホちゃんが笑顔で遊んでいる姿を見ると、それくらいは全然許容できると俺は思った。
お風呂から出たナホちゃんが裸で走りだしてきた。それをバスタオルで捕まえて拭いてあげたら、俺父親見たいだなと思ってしまった。
昼食は簡単に俺が作って、父親にはナホちゃんと一緒に昼寝をしてもらった。どうやら父親はずっと寝ていなかったみたいで、夕方になっても寝続けていた。
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