【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…

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僕は、雨の中の散歩も悪くないなと思った。

 

109: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 20:52:33.38 ID:/YDuLUAZ0

 

モララーの後を付いていくと、視界の開けた場所に出た。

 

そこには古びた家が建っていて、雨宿りもできそうだ。

 

海が見える。いつもよりも波が激しかった。

 

( ^ω^)「ここなら雲もよく見えるお」

 

( ・∀・)「でしょ?さあ書くぞー!」

 

(*゚ー゚)「その前にお昼にしない?もう午後を回ったよ」

 

張り切るモララーをしぃが制止した。

 

( ^ω^)「賛成だお!」

 

廃屋の縁側に座り、お弁当を広げた。

 

二人の好みに合わせたのか、エビフライや粉ふきいも、プチトマト等が入っ

 

ていた。

 

ご飯には鶏、卵、ほうれん草の三色そぼろが乗せられている。

 

僕も小さい頃大好きだったおかずばかりだった。

 

113: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 20:55:56.60 ID:/YDuLUAZ0

 

( ・∀・)「ごちそうさま!よーし、がんばるぞー」

 

お弁当を食べ終わるなり、モララーは手提げ鞄からスケッチブックを取り出

 

した。

 

雲の様子を観察しながら、集中して鉛筆を走らせる。

 

 

 

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