【時をかける少女を超えた!!】【青春】両親に預けられた車が一台も走っていない田舎にある叔父さん家での夏の日の出来事が…
( ・∀・)「やった!じゃあ早く準備してきてね!」
そう言い残すと、モララーは階段を駆け下りていった。
(*゚ー゚)「じゃあお兄ちゃん、下で待ってるね」
しぃも続いて階段を下りて行った。
外を見てみると、雨足はさらに強くなっていた。
僕は着替えを済ませ、カメラを持って一階へ急いだ。
108: ◆zS3MCsRvy2:2007/07/08(日) 20:49:46.08 ID:/YDuLUAZ0
叔母さんにお弁当を作ってもらい、僕たちは空がよく見える場所を目指した
。
目に鮮やかなしぃとモララーの黄色い傘が、雨の中で一際目立っている。
( ・∀・)「もう少し上に行けばよく見えるよ!」
(;^ω^)「相変わらずモララーは元気がよすぎるお」
先を行くモララーの背中を僕としぃが追いかけていく。
水たまりを長靴で踏みつけながら、モララーは大はしゃぎで歩いていた。
(*゚ー゚)「お兄ちゃん、無理言っちゃってごめんね」
( ^ω^)「おっおっ、気にすることないお。僕もいい気分転換になるお
」
今日は蝉の声が聴こえず、代わりにしとしとと雨音が響いている。
木々の葉っぱは宝石のような雫で濡れていた。
見るもの全てが新鮮で、雨の日にしか堪能できないことだった。
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