【感動】小三の春休み、近所に二つ年下の香子が引越して来た。ある日、道の傍らでしゃがみ込んで泣いている香子を見つけた俺は…→俺と彼女の物語は、ここから始まった…!→「俺と香子は、幸せな夫婦になります!」

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だが、これは中学のときもそうだったし、仕方ないか、と思っていた。

 

高一の一年間はあっという間に過ぎた。

 

この年のバレンタインはお互いの都合が合わず、

 

結局母親が預かってくれるパターンだった。

 

だが、俺もお返ししなくてはならないということにようやく気付き、

 

ホワイトデーにはクッキーを持っていった。

 

生憎、香子は居なかったが、お母さんに預かってもらった。

 

134: 1:2009/08/25(火) 13:11:40.79 ID:9k1Z+XoP0

 

その夜、家の電話が鳴った。

 

たまたま母親が居なかったので、俺が出た。

 

「はい。」

 

『あ、こーちゃん?香子です。クッキーありがとう!!』

 

一気に捲くし立てる香子に、耳がちょっとキーンとした。

 

「あ、ああ、大したもんじゃなくて悪いんだけど。」

 

『そんなことない、すっごく嬉しい!ありがとう!!』

 

こんなに喜んでもらえるなら、もっと前からあげとけば良かった。

 

「今年は、いよいよ高校受験だな。」

 

『うん。私も、○○高目指して頑張るよw』

 

「香子なら平気だよ。」

 

母親伝いに、香子の成績が学年でもトップクラスだということは聞いて

 

 

 

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