【感動】小三の春休み、近所に二つ年下の香子が引越して来た。ある日、道の傍らでしゃがみ込んで泣いている香子を見つけた俺は…→俺と彼女の物語は、ここから始まった…!→「俺と香子は、幸せな夫婦になります!」

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「!」

 

「だが、幸い、近所をジョギングしてた夫婦が通りかかったため、それ

 

は未遂に終わった。

 

それに、警察もすぐ呼んでくれたおかげで、犯人も逮捕できた。」

 

俺は怒りと安堵が織り交じったような不思議な感情だった。

 

689: 1:2009/08/25(火) 16:52:25.24 ID:9k1Z+XoP0

 

警察の話の後、今度は医者が寄ってきた。

 

「これはまあ、襲われた女性によくあることなんだが、彼女は非常に錯

 

乱している。」

 

それはそうだろう、落ち着いていられるはずもない。

 

「薬で眠らせる前は、ずっと悲鳴を上げていて、大変だったんだよ。」

 

何か他人事のような物言いが気に入らないが、

 

医者なんてこんなものだろう。

 

「今日、目を覚ますことはない。一度、家に帰りなさい。」

 

「でも……」

 

「君が体を壊しても仕方ない。もうすぐお父様もくるようだしね。」

 

俺は医者に促され、しぶしぶ病院を後にした。

 

703: 1:2009/08/25(火) 16:58:32.37 ID:9k1Z+XoP0

 

翌日、俺は正午になるのを待って、病院に向った。

 

あまり朝早く行っても、香子の眠りの妨げになると思ったからだ。

 

 

 

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