【こんな事もあるんだな】男の子を助けてあげた→バスの座席で必ず隣に座ってくる男の子→意味がわからなかったが・・・

ストーリー

    しかし慣れというのは怖いもので2ヶ月もたつと私は彼に対して不快感を抱かなくなった。私の横に彼が座るのは当たり前で彼はいつも私よりも先に降りるのだけどバスの車内以外でどうこうということは全くなく、それが自然でそれが私にとって当たり前の日常になっていた。

    特別寝ようとか意識して窓を見ようということもなく普通にそこに座るということをしていた。

ある日隣に座った彼がいつもなら大人しくちょこんと座っているのに今日はなにやら鞄から国語の教材をとりだした。 ちなみにこのときの私の心境はお?どうした相棒、今日は随分とキザなことをしてくれるなくらいのものである。