「郵便ポストは黒だった」知っているようで知らない日本の秘密!

日本語にはなぜ
漢字、ひらがな、カタカナが
混在しているの?

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ひらがなは、平安時代に漢字の音だけを示す文字として生まれました。和歌を詠むのに万葉仮名が生まれたのが、そのルーツです。

この万葉仮名が発展したのが、ひらがな。ご存知のようにカタカナも同じく平安時代に生まれました。日本に入ってきた外国文化を表現するために生まれた文字だと思っている人がいるかもしれませんが、そうではありません。

お寺で修行していた僧が、お経を読みやすくするために漢字の横に読み方などをメモ的に書いたのが始まりです。そのときに、漢字の一部を使った簡単な文字を考案し、それを使ってメモ書きをしたものが、カタカナとして広まったのです。

江戸前寿司の
発祥の地って?

江戸前で取れる魚で握ったのが「江戸前寿司」。「江戸前」と呼ばれるのは、江戸湾、現在の東京湾ですが、品川から葛西付近の漁場に限定されるエリアです。

江戸前の魚介類で握った「江戸前寿司」の発祥の地は、どこなのでしょうか。

江戸前寿司は、白米であるシャリの上に魚の切り身をのせた握り寿司で、考案したのは華屋与兵衛といわれています。

彼はそれまで江戸でも食べられていた押し寿司をヒントに、その場で握ってすぐに食べられる「握り寿司」を編み出し、岡持ちを持って街中を歩いて売って回りました。繁盛すると現在の墨田区両国に屋台を出して、商売を始めました。その後、「華屋」という店を構え、「与兵衛寿司」として売り出しました。これが評判を呼んで、他にも握り寿司を出す店が江戸中に広がったそうです。

つまり、江戸前寿司の発祥地は、墨田区両国とされています。