神社の鳥居はなぜ赤いか知ってますか?日本人なら知っておきましょう!!
日本古来の風習やしきたりなど、自国のことなのに、意外と知らないことのほうがたくさんある、なんてことも。
外国人に「あれはどういう意味?」と尋ねられたとき、しっかり答えられるようになっておきたいですよね。ここでは、「話題の達人倶楽部」が編集した書籍『日本人の9割が答えられない 日本の大疑問100』より、5つの疑問を紹介します。いざというときに自信を持って答えられるようになっておきましょう。
なぜ日本人は
ペコペコとお辞儀をするの?
そもそも日本人は、どんなときにお辞儀をするのでしょうか?挨拶をするとき、知り合いとすれ違ったとき、別れるとき、お礼を言うとき、謝罪をするとき。数え上げるとキリがありませんが、それほど、お辞儀は日本人の生活に浸透しているのです。
欧米にも、お辞儀に相当する儀礼はあります。相手の前で片膝を地面につけて頭をさげる、といったものは、王や貴族など、高貴な人の前で経緯を示す行為として使われています。それに対して日本のお辞儀は、目上の人はもちろん、対等の人、目下の人にさえ使うのが特徴です。しかも、何度も繰り返すことが多いのです。
この“何度もお辞儀を繰り返す行為”が、外国人には不思議に見えるそうです。
その理由としては、お辞儀とは礼儀なので、頭を上げたときに、相手がまだ頭を下げていたら、再び頭を下げるため、です。それが日本人にとっての礼儀なのです。それを繰り返していると、結果的にお互いに何度もペコペコとお辞儀をすることになってしまうのですね。
相撲はどうして
裸同然の格好で戦うの?
古代オリンピックでは、不正を行わない証として、出場選手は全裸で競技をしていたそうです。
日本の相撲も「まわし」だけを身にまとい、裸に近い格好で競技を行います。
その理由は、相撲が「神様へ感謝の気持ちを捧げる神事」だとされているからです。日本各地のお祭りで、神様に捧げる奉納相撲が開催されていることからもわかるでしょう。まわし以外を身につけていない理由は、神様に対して不正なことをしていないことを示す証だったのです。
一方、トルコのオイルレスリングで知られる「ヤールギュレンシュ」やモンゴル相撲とも呼ばれる「ブフ」など、海外にも日本と同じように裸に近い格好で競い合う格闘技が多数あります。これらの競技では「武器を持っていないことを相手に示す」ことを主な理由として、裸に近い格好で競い合うようになったそうです。
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