村本さんは2018年6月24日のツイッターで、家畜運搬車に乗せられた牛の姿を撮影した動画を公開しながら、「彼らは世界中で起きている拉致問題についてどう思っているんだろう」とコメントしていた。
「拉致被害者は家畜と同じなんですか?」
投稿された動画は約2秒。
車での移動中に撮影したようで、隣の車線を走る家畜運搬用トラックが映っている。
荷台の部分には、ロープで繋がれた複数頭の牛が乗っていたことも確認できる。
このように、家畜が運ばれる様子を撮影した動画を、「拉致問題」に関するコメントを添えてアップした村本さんに対し、ネット上では批判が相次ぐことになった。
村本さんの投稿は、家畜と拉致被害者を直接関連付けたものではなかったが、ツイッターやネット掲示板には、
「なんであんな動画と共に拉致のことを語るの」
「ドナドナと拉致被害者を掛けたのですか?貴方にとって拉致被害者は家畜と同じなんですか?」
「明らかに『搬送される家畜=拉致される被害者』の暗喩含みで投稿してる」
といった指摘が相次いだ。
さらには、村本さんのツイッターに直接批判のリプライを送るユーザーも続出しており、いわゆる「炎上騒ぎ」となっている。
こうした批判に対し、村本さんは24日午後のツイッターで、「トラックで檻で運ばれてる動物を、拉致されてる人を見てるようだ、と『おれが』言ってるならわかるけど、一言も言ってない」と反論。続けて、
「自分で勝手に『絵』に誘導されて、『家畜と人間を一緒にするな』ってコメントしてくるアホがここには多い。炎上のほとんどはアホの誤解」
と訴えた。
事務所には「意図したものでなかった」と釈明
さらに村本さんは続くツイートで、「こんなこと言いたくないんですが、僕はこの牛はどう思ってるんだろう?なので、これが、郵便ポストでもよかった」と釈明。
その上で、問題視された投稿の意図について、
「このツイッター上に会話の本質の見えない、自分の物語に作り変えるバカどのくらいいるのか実験してました」
などの持論を展開していた。
その後も村本さんの反論は止まらず、24日夕には「法が基準だから、おれを叩いてるやつは訴えてみればいい。どっちが正しいか答えが出るよ。一言も拉致をバカにしてない」とツイート。
また同日深夜には、灰皿とグラスの写真をアップしながら、
「このグラスは、この灰皿は世界中の拉致問題についてどう思ってんだろうって書く。世界中の本質の見えないガチのバカのために」
とも呟いていた。
だが結局、村本さんは翌25日になって、批判が集まった家畜運搬車の投稿を削除。
26日昼現在、ツイートを消したことやその理由について、村本さんはツイッター上では一切言及していない。
村本さんの所属事務所よしもとクリエイティブ・エージェンシーの広報担当者は26日午後、J-CASTニュースの取材に対し、
「村本からは『(騒動は)意図したものではなかった』との説明を受けましたが、投稿によって多くの人が不快な思いをしたことは事実です。村本がこうした事態を招くのは今回が初めてではないため、本人に厳しく注意をするとともに、『今後このような事がないように』とも伝えました」
とコメントした。
なお、投稿を削除したのは村本さん自身で、本人はその理由について「誤解を招いてしまったため」などと話しているという。
http://news.livedoor.com/article/detail/14921659/
削除された「ウーマンラッシュアワー」村本大輔のツイート
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