30匹のペットとお寺の二重生活

 もともとAさんの先代住職が、自身が飼っていた犬を亡くしたことで霊園を開いたという。寺とは別に運営会社を作り、宗派は定めていない。

「3年ほど前から、お寺のことはAさんがされていて実質的な住職だったのですが、最近、正式に住職になりました。犬が好きで、散歩をする犬を気にして、境内には除草剤をまかないのがこだわりなんです」(近所の住民)

 一方で、600年以上もの歴史を持つ由緒正しい寺院の住職とあって、セレブな暮らしぶりもうかがえて……。

「愛車のポルシェを整備しているのを前はよく見ましたね。敷地内に建つマンションもお寺のものなので、かなりの資産家ですよ。でも、芸能人と付き合うような派手なタイプではない感じ。法要がないとデニムシャツを着ているような、ラフな格好を好む人です」(近所に住む檀家)