一緒に働いたのは数ヶ月だったけど、その後も三人で良く遊びに行ったり、俺のアパートで鍋パーティーしたりしてた。
A太はI美のことが好きだったみたいで、ある時俺に

「J、俺は不細工だし、もしお前がI美と付き合うって言うなら、それはそれで応援したいと思う。」
と唐突に言ってきた。
「いや、そんなん、まずI美がどう思うのか。」

I美は彼氏はいないって言ってたし、一人暮らしで危ないから
たまに遊びに行ってやるよ。とか冗談を言うと、真顔で

「ばかっ!一人暮らしの女の子が男の子を家に上げるわけないでしょ!
変なまねしたらイヤだから、家は絶対に教えてあげない」
なんて怒るから、結構硬いやつなんだって、ちょっと感心して、俺も、この子いいなぁ
なんて少し思ってた。

 
44: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:13:47 ID:VuUF/+Uu0
おもろかった!!
 
45: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:16:51 ID:VuUF/+Uu0A
太って瑛太しか思い付かない あいつの顔で再生されたwww
 
46: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:19:20 ID:tK/ioWTm0
大体予想着くな
 
47: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:20:17 ID:VuUF/+Uu0
そうゆう展開か~
アベック殺人を思い出したッス…orz
 
48: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:23:25 ID:P9IK1ZCI0
 
俺とA太は大学を卒業して、社会人として毎日慣れない日々を暮らしてた。
I美も、俺たちと一緒にバイトやめてたから、気になってたけど
ネイルサロンで働いてるってmailで見て
会えない日々が続いてたけど、みんな頑張ってんなって思ってた。

特にA太には家に招いてもらい、学生時代、仕送りもままならない時に、食事させてもらったり、泊めてもらったり
爺ちゃんには毎度勝てなかったけど、囲碁を相手してもらったり。
とってもお世話になったから、また落ちついたら会いたいって思ってた。
出来たらI美も一緒に。

そんなある日のこと。
ちょうどGW終わったくらいかな。

21時も過ぎた頃、ピンポーンて。普段着あんまり鳴らない音がした。

ドアを開けたらl美だった。

 
49: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 20:33:16 ID:P9IK1ZCI0
 
俺「あれ?どしたの?何いきなり」
I美「久しぶり!近くまで来たからさ!元気?」って

とにかく上がる?って聞いたら、うんって上がってきたけど、

何かドラムバックとキャリーバックで尋常じゃない荷物。
俺「何か、あった?」
少し黙ったあと、I美は言った。

「なんかさ、ストーカーに狙われちゃった。家帰れないから出てきたの。泊めて」
え?まさか。
泊めるとか、俺理性とかねえし。
だから、警察行ったほうがいいよ、一緒に行こうとかいったけど
頑なに、無理よむりって
警察は事が起こらないと何もしてくれないって泣く。

俺は、泊めたら何するかわかんねーよ、って言ったら
「いいよ!あたしね。ずーっとJのこと好きだったの!」って
なら、なるようになるじゃん。

その日から、I美は俺んちに住み着いたんだ。

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