【物語】I 美「あたしね。ずーっとあなたのことが……」

74: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:41:46 ID:VuUF/+Uu0
 
なんなスゲエわくわくする

スパイ大作戦みたいwww
瑛太がんばれ~っ

 
75: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:44:44 ID:P9IK1ZCI0
 
後一番高かったのは、○○ドール?
なんか、正式名称解らんがシリコン製の、むちゃくちゃ本物っぽい人形2体。

そっくりなのをオークションで購入した。
あと、その人形に着させるネマキなる着物?
そんな風に準備整えて、彼女とその家に引っ越した。
2階だったが、2階部分には、色んな小物とかしまったりしてたから、あんまり立ち入らせたくなくて、元から置いてあった箪笥とかに御札張ったり、押入れに絵の具の赤茶を溶いて、吹き付けたり
色々と不気味にしあげといた。

あと、畳に酢をまいて匂わせたりとか。

 
76: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:52:38 ID:P9IK1ZCI0
 
そしたら、やっぱり彼女、
ここ、変じゃん。なんか怖い
って、言い出した。
まぁね。周りも人とかいねーし。夜も真っ暗だし。

俺、たまらず「実家帰れば?」って言ったよ。
そしたらI美、「ヤダ!ヤダモン」だって。
昔はなんかこういう物言いが可愛いって思ったけど、今は氏ねくらいしかないよ。

どうせまだ、あのバイク男くんだろ。
どーでもいいけど。

俺は次の日の朝、仕事向かう前に、もらった髪の毛を浴室にまいた。
I美は働いてないしまだねてた。

 
77: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:53:52 ID:VuUF/+Uu0
 
すげーよマジ
わくわくするわ~っ
瑛太といい仲間なんやなあ
 
78: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:55:28 ID:a6UfNREM0
 
>>77
私はあなたに本日のリアクション大賞をあげたいよ。あんた優しいね。
 
93: 本当にあった怖い名無し 2013/10/29(火) 00:06:19 ID:IuQ12c/OO
 
>>78
何だ?ワクワクしないのか?
読んでて辛いならとっとと失せろ
 
79: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:55:52 ID:cQycUvbg0
 
最初の予想と違って、瑛太が味方なんて新鮮
 
80: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 22:59:31 ID:YKDE1iON0
 
俺もワクワクしてる
 
81: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:02:26 ID:P9IK1ZCI0
 
あと、見事なくらいにA太がレコーダー細工してくれてて
タイマーで、水の音がピチャピチャするとか、コツンコツン的な音を演出大成功。

まあ、俺らがこういうの録音したんだけど。
風呂入ってピチャピチャの水の音とか、畳をカリカリやるとか
廊下で空のペットボトルをうちわで転がしたり
お経とかも入れてみたけど、すっげーわざとらしくて没になった。

やっぱりすげぇ効くのは、カリカリと、水の音、あと、ペットをカラカラ転がす音。
あと、畳をカリカリ爪で引っかくのもいい感じだった。

そんなんで、I美は髪の毛が、お風呂に
とか
変な音がするの!!
とか言って、毎日半狂乱になってた。
禁断の2階には上がらんみたいなのも思惑通りで。

 
82: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:04:53 ID:i2I/maw90
 
大作の予感!
 
83: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:09:29 ID:VuUF/+Uu0
 
大作www
大作先生、続きを楽しみにしてます!
完結するまで寝れないわ~っ
 
84: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:10:20 ID:P9IK1ZCI0
 
俺は入寮の手続き終わったから、そこに荷物殆ど移して、適当に仕事忙しいから帰れない
とかメールして寮でねてたりした。

そんな時、A太が作った装置
レコーダーの音が鳴る。
突然古いクーラーと加湿器が同時に作動してブレーカーが落ちる

なんてことで、あたり真っ暗
変な音する、でI美半端ないほどになってた。

 
85: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:15:47 ID:P9IK1ZCI0
 
半狂乱になって電話来たから、さすがにやばいかなって思って
その日、深夜に家に帰ったら
I美が這いずり回ってて、オレがむしろびっくり。

I美が、なんかヤバイって!ヤバいよ!この家

って言った。
お風呂場に、すごい髪の毛有るの!
なにあれ?すごく大量なの!怖いよ!ここ変だよ

って。

そりゃ、そうだろ。俺が毎朝お前が寝てる間に髪の毛撒くんだから。

 
86: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:22:59 ID:P9IK1ZCI0
 
A太が作った装置は優秀。
突然ブレーカー落とすのもその装置だったしな。

ここに越してきて1ヶ月くらいか?
でも、バイク男が来てる様子もなかったし、もういいか。
もうフィニッシュしよーぜ。ってA太に言ったら
うーん、て感じ。
なんか、タイミングイマイチみいな感じで。

だけど、そんな中、フィニッシュはあっさりと来る。

 
87: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:34:04 ID:P9IK1ZCI0
 
I美、大好きな占い師に、この家の霊視頼んだらしい。
俺の休みの土曜日に、うちに訪ねて来た。
「ここ、やばいって!だから来てもらったの。無料だし!」
とか言うし。

見たら、なんつうか、よくTVとかに出てくる胡散臭いババア、まんまなのでびっくり。
えっと、むしろ俺が騙されてんの?って、一瞬疑っちまった。

髪の毛金パで紫のサングラス

 
89: 本当にあった怖い名無し 2013/10/28(月) 23:41:34 ID:P9IK1ZCI0
 
I美がババアに駆け寄って、色んなこと言ってるみたいだった。
しかも、半狂乱。
それで、ババアが家の前に立って、ああああ、
とか言ってたから、I美、涙目になって
どういうことか必死で聞いてる感じだった。

俺、そのババアを家に招き入れた。
ババアは、I美の言うふろ場とかすごい見てたけど
俺は「2階に行きましょう」って誘った。
I美が、やめてやめてー!とか、叫んでてけど
ババアはすんなり2階に上がって来た。

↓↓続きはコチラ↓↓