【恐怖の実話】マックで浮浪者のような男が私の食べ物を食べ始めた。私「!?」すると店員がまさかの行動に!

ストーリー, 恐怖

 

そうしたら、「あの、お客様…」って横から声をかけられた。
レジにいた若い女の子の店員さんが、私に近づいてレシートを差し出しながら、
「すみません、私のミスでお会計に誤りがあったようです。
お手数ですが、レジにてご確認いただけますか?」って呼び出してくれた。

それで呪縛がとけて、即、娘をそちらに押しやり
(別の店員さんが娘を席から離してくれた)、
荷物だけ持ってレジにすっ飛んでった。

ちなみにおじさんはそのまま座ってて、
娘の食べかけのパンケーキまで食べてた模様(後日聞いた)。

 

レジの端で娘を抱き締めて一安心してたら、呼び出してくれた店員さんが、
「このままお帰りください。こちらはサービスです」といって、
テイクアウトの紙袋を渡してくれた。

会計ミスというのは、我々の席の異変に気付いた店員さんが
思い付いたとっさの嘘で、紙袋のなかに私が頼んだ商品を
新たに入れてくれてたんだよね。

私が小さい子連れだったから、何か危害が加えられるといけないと思って、
逃がしてくれたようだ。

私はもうひたすら店員さんに感謝をのべ、
情けないけどお言葉に甘えてそのまま店を後にした。

後日、落ち着いて考えると、店に迷惑をかけたよなぁとか、
あの場で逃げる前に警察に連絡すべきだったよなぁとか、
悪いのはおじさんなのに店から品物もらっちゃったのは図々しすぎたよなぁとか、
自分のポンコツぶりにへこんだので、
今度は旦那と2人で(娘は祖母宅)同じ店にお礼に向かった。

シフトが違うのか、声をかけてくれた店員さんはいなかったけど、
娘を連れ出してくれた店員さんが私のことを覚えてて、後日談を教えてくれた。

なんでもあのあと、おじさんは私の飲み物まで飲み干して、
今度は別のお一人様女子高生の席に無理やり相席したらしい。

おじさんは女子高生のポテトもつまみ、女子高生がすごい悲鳴を上げたら、
「何だその反応は生意気な!」って激昂して椅子を蹴り倒したらしい。

が、すでに私が逃げた直後に警察を呼んでたので、
そのまま強盗だか暴行だかの現行犯で捕まったそうな。

 
 

お客様はあの時、静かに逃げて正解でしたよ、と言われて冷や汗ものだった…。
店員さんのとっさの機転に大感謝。
今度また、逃がしてくれた店員さんがいるときに店にいってお礼を言わなきゃ。

 

引用元:http://oni.holy.jp/2020/09/26/post-80645/