「当たり前を疑え!」海外から見ると変だよ!日本だけが遅れてるラップの有害性の認識

プラスティック味のおにぎりの衝撃

海外ではできる限り使わないように気をつけるのが当たり前な、「ラップ」を熱々のおにぎりに使用する日本。

ある時日本人家庭の子供のパーティーに呼ばれて
食べ物を用意するのをキッチンで手伝っていたところ
「おにぎりを作るのを手伝って」と頼まれて食品ラップを渡されたので意味が分からずにいたら

そのお母さんが当然のようにラップを手の平に乗せて
そのラップの上に熱々のごはんを乗せてから
おにぎりを握り始めたので仰天しました。

衛生面と手がベタベタしなくてすむという理由で
それが今では一般的だということを後から知らされてさらに驚きましたが
イギリス時代から食品ラップはできるだけ使わないように心がけていた私には衝撃だったのです。

しかも熱々のごはんをラップでぎゅうぎゅう握れば
有害物質を熱で溶かしてごはんに押し付けているようなもの!

できあがったおにぎりを恐々食べてみると
見事にプラスティックの味がし
しかも外側の米粒がべっちゃりと押しつぶされているのでおにぎりとしてもまったく美味しくありません。

おにぎり 
長時間保存して商品にするおにぎりでもないのに
お母さんたちがよく手を洗ってすぐに食べるものであれば衛生面だって心配はないのにと納得できませんでした。

我が家で心がけるプラスティック製品の代用

とは言え食品ラップをはじめとするプラスティック製品は
軽くて扱いやすい上に安価なのでついつい便利に使いたくなります。

けれどもプラスティック製品の大量消費は健康への害、
環境ホルモンへの害もさることながら
ゴミ問題へも深刻な影響を及ぼしています。

我が家では環境のため、健康のために
極力プラスティック製品を使わないようにという工夫

常に心がけています。

食品を保存する容器はできる限りガラスやホーローの容器です。
プラスティック製品よりも高くつくこともありますが
大事に使えば長く使えるものばかりですから使い捨て感覚のプラステイック製品より節約になります。

glass 
特に油ものの食品はプラスティック容器に入れると
その油に有害物質が溶け出しやすい
のだそうです。
やむをえずプラスティックを使う時は油を含まないものや乾物などです。

ジャムやソースのガラス瓶は洗って再利用します。

ペットボトルの飲み物を買って使わなくて済むように
ステンレス製のボトルを家族でそれぞれ持っています。

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ペットボトルに詰められている飲み物で
特に気温の高い場所に保存されたものには
有害物質が溶け出している量が多くなります。

電子レンジはできるだけ使わないのが一番ですが
使う時にはかならず陶器かガラス製品に食品を入れて蓋も陶器かガラスを使います。

電子レンジで油物の食品にラップをかけて
あるいはプラスティックに乗せてチンというのは最悪のコンビネーションです!

大変そうに聞こえるかも知れませんが
慣れればそんなに大変なことではありません。

あえて言えば食品容器が重くなるので
冷蔵庫の棚が壊れることがあるのが難点ですが(笑)
修理して使えば大丈夫。

それでもせっかくの美味しい食べ物に
有害物質が溶け込んで身体に入ってくることの方が
私にはずっと重大な問題です。

 
 
 
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