【鉄道ファン必見※話題】 JR西も“美少女駅員”採用…鉄オタ魅了、広がる「鉄道むすめ」の輪

未分類, 話題JR西 キャラクター, JR西日本 鉄道むすめ, 鉄道 イメージキャラクター, 鉄道 ファン, 鉄道 むすめ, 鉄道 美少女, 鉄道 話題

JR白浜駅の駅員をモデルにした美少女キャラクター「黒潮しらら」(JR西日本和歌山支社提供)JR白浜駅の駅員をモデルにした美少女キャラクター「黒潮しらら」(JR西日本和歌山支社提供)

各地の鉄道で働く美少女のイメージキャラクター「鉄道むすめ」がファンの人気を集める中、JR西日本にも初のキャラクターが誕生した。JR白浜駅(和歌山県白浜町)の駅員をモデルにしたという「黒潮しらら」。アロハシャツにパンダのぬいぐるみを背負った愛らしい美少女キャラは早くもネットを中心に話題を呼び、同駅や沿線の誘客とともに地域の活性化策としても期待されている。

 JR西日本初の「鉄道むすめ」が白浜に-。簡易投稿サイト「ツイッター」の「鉄道むすめ」公式アカウントで10月6日、「黒潮しらら」のデビューが発表されると、瞬く間に「1500リツイート、1600いいね」を記録。JR西日本和歌山支社内でも「まさか、ここまでとは…」と驚きの声が上がった。

 「鉄道むすめ」シリーズは、玩具、模型の製造・販売メーカー「トミーテック」(栃木県壬生町)が各鉄道会社(事業者)の協力を得て平成17年から展開するキャラクターコンテンツ。駅員や運転士、パーサー(特急列車などの接客、社内巡回などをする業務)など実際の鉄道会社の制服に身を包んだ美少女キャラクターで、今年10月16日時点で全国に69社、83のキャラクターが誕生。フィギュアやグッズのほか、ゲームや動画などネットでの展開もあり、鉄道やアニメファンの人気を呼んでいる。

 このほか実写ドラマも制作され、アニメ作品の劇中にも登場。スタンプラリーの開催やラッピング電車の運行も行われ、鉄道会社にとってはPRや集客の貴重なコンテンツともなっている。

近畿2府4県の鉄道会社では、和歌山電鉄の「神(こう)前(ざき)みーこ」(運転士)や、JR西日本の子会社であるジェイアール西日本フードサービスネットの「倉敷みずほ」(新幹線パーサー)などがいるが、JR西本体では初の「鉄道むすめ」だ。

 「黒潮しらら」は白浜駅の駅員(運輸管理係)で、名前は特急「くろしお」と白浜の観光名所「白良浜(しららはま)」からとった。同駅で毎年夏に行っている駅員のアロハシャツ業務に合わせてアロハシャツを着用し、和歌山アドベンチャーワールド(同町)のパンダにちなんでパンダのマスコット人形を背負っている。

 キャラクター設定も細かく、人と接するのが大好き▽親戚も多くが白浜駅周辺の役場や銀行などで勤務▽動物が大好きで、一番好きなのはパンダ-といった具合だ。

 同駅では、10月14日から駅構内コンコースに記念撮影用ボードを設置。同支社は「今後はグループ会社や県内のほかの鉄道会社の『鉄道むすめ』ともコラボレーションできれば」と期待を寄せる。

 各地で活躍する「鉄道むすめ」たち。埼玉県久喜市の同市商工会栗橋支所では、トミーテックのほか東武鉄道(東京都)などの協力を得て、東武鉄道の駅務係をつとめる鉄道むすめ「栗橋みなみ」をまちおこしに生かす事業を展開している。毎年、栗橋みなみの誕生を祝うイベントも行い、夏祭りの冠にもその名を付けるなど、あの手この手で活用している。

また、同市はアニメ「らき☆すた」の聖地(同市鷲宮町)としても有名で、コンテンツを生かしたまちおこしの先進地としても知られる。

 鉄道むすめファンの期待が高まる中、どこまでコンテンツの魅力を地域振興に生かせるか。同支社は「JR西日本では初めての試みだったが、想像以上にファンからの反響がある。白浜に限らず和歌山全体の活性化に活用していきたい」としている。

 

引用元:http://www.sankei.com/west/news/171215/wst1712150006-n1.html